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スニーカーにおけるサイズ感の大切さ

 自分自身の足に、しっかりフィットしているスニーカーは、スニーカー本来の性能がちゃんと発揮されるし、ムダな“ぐらつき”や“ブレ”がなくなるので、履いてて疲れにくく、ソールも減りにくくなる。

 デザインが気に入って、足がはいったとしても、フィットしていないと、疲れやすく、消耗も早くなってしまう。そうするとせっかく買った靴も、次第に履かなくなってしまう。靴は履いて出かけるための物だ。部屋に飾る物ではない。

 もちろん履く頻度でも、ソールの減りなどの“消耗”は変化してしまう。気に入って買った靴を、すこしでも長持ちさせようとすると「ローテーション」は必須だ。1日履いたら、2〜3日以上は休ませる。靴の中の蒸れや、かかった負荷が、2〜3日ぐらい期間で落ち着く。ローテーションを守らずに頻繁に履くと、当然のようにソールの減りは早まる。

 気に入った靴、せっかく買う靴と、ちょっとでも長く付き合っていけるかどうかにおいて、シューケアも大事だが、サイズ感も非常に重要だ。それは自分自身で知ることも大切だし、ちゃんと問題がないか教えてくれる“店”も大切だと思う。

 フィッティングされている靴のサイズ・木型が、お客様の足に合っていないと判断したら、“オススメ”しない方を選択する店として、自分たちはこれからもそうあり続けたいと思う。

2015.8.23. 現時点での言葉と思いを。

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