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左のキジ白のマダムと右のハチワレ、ムッシュの姉弟の成長記録と、思ったことをつらつらと。

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左のキジ白のマダムと右のハチワレ、ムッシュの姉弟の成長記録と、思ったことをつらつらと。

最近の記事

猫と暮らす その55 トレーニング開始

我が家には「妖怪ボトル舐め」というオリーブオイルのボトルをなめるというおしゃれな妖怪がいた。 いつしかその妖怪はどこかへ去っていったのだが、最近新たに「妖怪スリスリ小僧」というニンゲンの足を見つけると擦り寄ってくる四足歩行の妖怪が現れた。 ボトル舐め=スリスリ小僧=ムッシュなのだが、彼の変遷を簡単にまとめると以下のようになる。 ・我が家に来た当初 「ビビリ」 ・半年後 「妖怪ボトル舐め」 ・1年後 「地蔵」 ・1年1ヶ月「妖怪スリスリ小僧」 妖怪から地蔵になり、また妖怪

    • 猫と暮らす その54 ブラッシング

      新年も10日も過ぎてしまった。 そしてnote書かないとな、という思いを持ったまま1週間経ったぜ。 今年も気張らずダラダラと書いていこうと思う。 さてさて、書かない間何も起こっていないかと言うとそういうわけでもなく、猫ズとの関係は日々進展を続けている。 昨年末くらいから徐々にムッシュにブラッシングをしてあげていたのだ。 私は以前ムッシュに噛みつかれたことがあるので、ビビっており時間をかけて慣らしていこうと目論んでいたのだが、奥さんはそんなことは意に介さずたやすくやってのけ

      • 猫と暮らす その53 違い

        姉弟でも性格も違えば顔も違う。 鼻紋や模様は猫の個体識別になるユニークなものだ。 今日は何の話かと言うと、触り心地についてだ。 マダムに初めて触れたとき、猫の毛って柔らかくて気持ちいいなぁと、うっとりしたのを覚えている。猫にあまり触れたことがない身としては衝撃的ななで心地に心を奪われたものだ。 しかし最近ムッシュをなで回すことができるようになり、さらなるなで心地に私は出会ったのだ。 大柄でブラッシングもろくにできていない1歳のオスの猫を触ったとき、滑らかで暖かく指先を

        • 猫と暮らす その52 犬化その2

          マダムが犬化しているということをnoteにしたためたわけだけれど、我が家の猫ズがさらなる犬化進行中なので状況を書き留めておこうと思う。 マダムが呼ぶとかなりの確率で返事が返ってくる様になった。 そして鳴き声まで「ワン」とか「キャン」という犬のそれに近づいてきた。 初めの頃は呼んだ時に、「ンニャン、ゥワニャン」と返事していたのがだんだん変わってきている。面倒になって短縮して変化したのだろうか。 また、何かリクエストがあるときは、「キャンキャ〜ン」と鳴くのだけれど、その音は犬

        猫と暮らす その55 トレーニング開始

          猫と暮らす その51 犬化

          マダムに起こっているかわいい変化のもう1つが呼ばれたら反応するというものだ。 今までは名前を呼ばれても耳すら動かさないことが多かったのだがここ最近は返事をする様になった。 特に奥さんが呼ぶとよく返事をしてくれる。 「マダムー」「マーちゃん」「ムッちゃん」(これは間違えて呼んだときや、本当にムッシュを呼んでいるとき)などと一定ではない呼びかけでも反応するので、呼ばれ方はあまり気にしないようだ。 キャットタワーの上でくつろいでいるときや、私になで回されているときでも奥さんが呼

          猫と暮らす その51 犬化

          猫と暮らす その50 パワーアップ

          ムッシュの甘えが指数関数的な増加を見せているという変化と同じ時期からだろうか、マダムにも変化が起こっている。 マダムも甘えがすごいのだ。 以前から甘えん坊だなと思ってはいたが、ムッシュの甘えに呼応してか2倍位甘えてくるようになったように思える。 彼女のアピールからはなでてほしい、かまって欲しいというのがビシビシ伝わってくる。物理的にも圧があるし。 足にスリスリして振り返り、とびきりかわいいクリクリの目を作って「ニャ―」と一声鳴いたり、なでる前からドルドル、グルグル鳴らし

          猫と暮らす その50 パワーアップ

          猫と暮らす その49 成長中

          ムッシュの甘えが指数的な増加を見せている。 デイリーで甘えが加速していっている。 いよいよ彼も本気を出してきたみたいだ。 控えめだったアピールが明確にわかる形になり、甘えたい意思がビンビン伝わってくる。 本気すごい。可愛すぎる。 頭から背中にかけてなでてほしそうにすり寄ってきたり、お尻トントンを要求してくる。なでられる時にだいぶ力も抜けてきて地蔵だったあの頃が嘘のようだ。 まだ、甘えベタですぐにビクつくけれどこのペースで行ったらそう遠くないタイミングで、抱っこもできる

          猫と暮らす その49 成長中

          猫と暮らす その48 ニューアクション

          彼は彼なりに努力している。 不器用は不器用なりに表現しているのだ。 彼とは我が家の内弁慶ムッシュのことだ。 マダムは自身の要求を通すためにどうすれば効果的かよく把握している。それに引き換えムッシュはどうしていいかわからないといった感じなのだ。 唯一彼が講じ得る手段がとにかく「鳴く」だった。 餌がほしいときも、遊んで欲しいときも、撫でて欲しいときも とにかく「ニャー」。大きい鳴き声から小さくささやく様な声、ねちっこいのから可愛らしいものまで色々なバリエーションの「ニャー」

          猫と暮らす その48 ニューアクション

          猫と暮らす その47 振り返り

          後少しで、猫ズと暮らしだして1年なんて思っていたけど、気づいたらなんとなくやんわりと過ぎていた。日々とはこんなもんだ。 迎え入れた当初のドキドキした思いは薄っすらとしか記憶に残っておらず、今は猫ズと一緒にいることが当たり前の感覚になってしまっている。 一緒に暮らし始めたときから変わらず毎朝目覚めると挨拶をし話しかけているが、1年経ってそこに触れ合いも加わった。 ムッシュにもマダムにも軽く触れ、一言二言話しかけてから一日がスタートするようになった。もちろん一日の終りも彼らと

          猫と暮らす その47 振り返り

          猫と暮らす その46 ラッキーボーイ

          ムッシュの形容がまた一つ増えた。 彼は白黒で、ずんぐりむっくりなので容姿から「牛さん」「くまさん」「パンダ」(あとはキャラクターの特徴から「ビビリ」)などと我が家で呼ばれているが、なでることができる様になってもう1つ呼び名が加わった。 最近なでられることの心地よさを覚えてきた彼は、顎の下や額から眉間にかけてを触られるのが好きらしく、目をつむりとても気持ちよさそうにしている。 そしてその顔がメンフクロウのようなのだ。 目を閉じているメンフクロウに似ている。 ムッシュの鼻筋

          猫と暮らす その46 ラッキーボーイ

          猫と暮らす その45 ダメージ

          マダムをなでまわす喜びを得られるようになってしばらくした頃から、なでる事とセットになっていることがある。 なでている最中に噛まれることだ。 そのせいで私の手の甲、手首、アキレス腱あたりは常に噛み傷だらけ。 この部分にだけ地味にダメージが蓄積している。 奥さんが同じところを撫でているときは奥さんの手をなめたりアマガミ程度なのだけれど、私のときだけ強めに噛んでくる。 それがどのくらいのダメージかというと、軽く血が出て傷跡が1〜2週間残るくらい。 気になってネットで色々見て回

          猫と暮らす その45 ダメージ

          猫と暮らす その44 おしゃべり

          猫ズが我が家に来た当初はトイレにこもりっぱなしのムッシュを呼び出そうとしてマダムがよく鳴いていた。ニンゲンに向けたものではなかったが、毎晩のようにマダムの声を聞いていた覚えがある。 そして、ムッシュが外の世界(部屋の中)を自由に動き回るようになるといつの間にかあまり鳴かなくなっていた。 猫ズが自由に行動するようになってからしばらくはポテポテポテという足音と、チビ猫プロレスの際の転がり合うゴロゴロバタンという音、昇降する際にこぼれ出るなんとも言えない鳴き声だけの静かなものだっ

          猫と暮らす その44 おしゃべり

          猫と暮らす その43 濃い目

          猫の顔を近くでまじまじと見れる環境が今までほとんどなかったので、この感想というか印象は一般的ではないかもしれないけれど、2匹を比較した際に明確なのである程度は存在するのだろう。 濃い顔猫。 世の中に、ブサ可愛いとか、模様がユニークとかいろいろな猫がいると思うが、猫の世界にも顔の濃い薄いがあるように思える。 人間界で言うところの、塩顔、ソース顔といったところだろうか。 ムッシュは彫りが深いのだ。 上から光が当たるときは特に目と鼻の間の部分に影が落ちるのだ。 そのライ

          猫と暮らす その43 濃い目

          猫と暮らす その42 姉弟

          撫でられるとき地蔵と化していたムッシュがどうやら、撫でられる気持ちよさに目覚めつつあるようだ。 ムッシュからすれば一度撫でさせてしまったがために、隙きを見せるとニンゲンがすぐに近寄ってきて撫でようとするor撫でてくるという構われてしまう日々が始まり数週間。 はじめの頃は我慢し面倒くさそうにニンゲンに付き合っていたがここのところ少し様子が違う。 撫でを誘っている節がある。 まどろっこしい表現なのでストレートに言い直すと、撫でられたがっている時があるように見受けられる。 人

          猫と暮らす その42 姉弟

          猫と暮らす その41 スイッチ

          唐突だけれども、みなさんはスイッチをお持ちだろうか。 ゲーム機ではなく、「やる気スイッチ」のような自分の気分を乗せるトリガーのようなものだ。 ルーティンや儀式など人によって様々な状況や方法でスイッチを押す準備をする。そして押すことによって何かが変化する。 そういったスイッチを持っているのは人間だけではなく猫にもあるようだ。 観察の結果特定の行動が発動するスイッチが発見された。 少し風変わりなマダムのスイッチをご紹介したいと思う。 抱っこをされ、リリースされるとスイッチが

          猫と暮らす その41 スイッチ

          猫と暮らす その40 猫の勝ち

          ムッシュはものすごいビビリなのだが、食べ物に関しては違う。 よく言えば好奇心旺盛。悪く言えば食い意地が張っている。 普段おっかなびっくり様子を伺っている彼だが、食べ物が近くにあるといつもとは打って変わって大胆になりリスク度外視で近づいてくる。 最近は自身の好みがわかってきたのか、乳製品に目がない。 アイスクリーム、プリン、ヨーグルト 白いのが好きなのだ。 おそらく魚よりもヨーグルトが好き。 彼の行動には少し特徴があって、食べ始めた頃は遠巻きから「あ、食べてる」と観察し

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