猫と暮らす その39 捨て猫スタイル

連日汚い話であれだったので少し話題を変えよう。

猫は狭いところが好き、紙袋の中やダンボールの中に入りたがる生き物だと思っていて、我が家の猫ズもきっとそうだ!と思っていたが今までずっと肩透かしを食らっていた。
が、この度めでたくダンボール入りを目撃できたので報告したいと思う。

猫とは本当によくわからない生き物だ。
床においてある入りやすそうな箱には一切はいらない。
入った箱はどこにあるかというと、猫たちのものを一時的にまとめておくために用意した箱で、高さ30cmほどの小さな机の上に設置されている。なので箱の一番上は地上からの高さは60センチほどだ。
また、その設置場所はどこかと続いているわけではなく、独立してそこにあるのだ。(どこかを歩いていてつたいながらそこの箱にたどり着くことは不可能)

色々しまい込んでその上にラグを乗っけて見た目上は平らだが、中はきれいにものが敷き詰められているわけではないのでガタガタだ。

アクセスが良いわけでもなく、決して居心地の良さそうな場所ではないのだが、2匹とも好んでいるようで、かわるがわるそこに収まっている。

我が家ではこの箱に収まっている状況を見た感じがドラマなどで見かける箱に入った捨て猫のようなので「捨て猫スタイル」と呼んでいる。

当の本人たちは拾ってほしいわけではなく、そこにいるときはむしろ「拾わないでください」、「放っておいてください」「今は一人(一匹)になりたいの」という雰囲気を出している。

ただ、箱の場所が人の動線上にあるためそこにいると必ず構ってしまうんだよね。放っておけなくてごめん。



2018.5生まれの2匹の猫ズとの生活の出来事、おもひで。 ハチワレのオス ムッシュ キジ白のメス マダム はじめての猫、はじめての多頭飼い。手探りの共同生活で気づいたことや思い出のログとして、駄文を書き留めています。