自分がこの子どもたちにできることは何か?

こんにちは。今回は日サロ行ったんか?ってくらい日焼けしている藤島が担当させていただきます。

自己紹介とこれまでの活動

今回が自分の記事の初投稿となりますので、改めて自己紹介させていただきます。
宮崎大学工学部3年の藤島 旺志と申します。部活はソフトボール部で、今日も大会でした。
↑↑日焼けの原因です。
将来の目標は、高校教師になり、母校を甲子園に連れていくことです。最高の教師を目指して大学時代にいろいろな経験をしようと思っています。
大学1年の夏に、「そういえば、福祉について全然知識ないなー」と思い、障がい児童福祉施設支援センターみらいでアルバイトを始めました。バイトを始めてみると想像以上に体力を使うんだと気づき、「これ、続くかな?」と不安でした。しかし、バイトが終わり「あ~またバイト行きたいな~」と...
「あ、自分はこども大好きじゃん」と気づきました。


そんなこんなで、あっという間に2年も続けております。2年間バイトをする中でいろいろな問題点を発見することができ、何とか解決したいと考えました。
最初は何をしたらいいかも分からず、とりあえず、BIGな大人にプレゼンできればなんか解決してくれそうじゃね?と安易な考えで宮崎・学生ビジネスプランコンテストに出場し、障がい児童福祉施設向け業務サポートアプリ「リンク」としてプレゼンをさせていただきました。意外にも順調にプロジェクトは進み大会タイトル最多受賞となりました。

その後の九州大会でも3位にあたる九州経済連合会長賞を頂きました。


この二つのビジネスプランコンテストで、「え?もしかして、これ...自分たちで作れるんじゃね?」「いや、むしろ自分たちにしか作れないようなアプリを作りたい」と思い、mcs.Linkを起業することを決意しました。
そして、自分たちの活動をもっと知ってほしい、いろんな人たちとつながって、豊富な知識を得たいと思いHiDANE BARに入りました。

こんな未来を作りたい

先ほど紹介しましたmcs.Linkですが、mcs.Linkを通して実現したい社会があります。
それは「児童の成長を周囲の環境が一体となって見守れる社会」です。
私が施設で働いている時、たびたび困ることが2つあります。1つ目は施設の書類の量がびっくりするくらい多いことです。「え?本業は?」「児童と関わる時間ある?」ってくらいの量です。しかも同じ内容を色んな書類に書かなくてはいけない。
さらに正確に書けているかチェックもしなければならない。
すごい手間だなぁ...と
2つ目は情報が回らないことです。施設に通う児童さんたちは、実はいろんな施設さんに行っています。頻繁に施設を変える児童さんもいるんです。特に新しく入ってきてくれた児童さんや、変化があった児童さんは手探りの状態が長かったりするんですよね。「今までの施設さんではどんな様子だったのかな?」「他の施設さんではどんな感じで過ごしてるんだろう?」と思ったときに、なかなか情報が回ってこない。
こんな現状がありました。
なのでmcs.Linkでは、一度の入力で複数の書類を作成、データを解析し、学校、民間の施設、家庭で情報を共有できるWebアプリを開発しています。
↓「リンク+」ロゴ


障がいについて専門の知識のない自分が児童のためにできること。
それは、施設の職員さんの書類業務を軽減し、情報が回る環境を作り上げることだと思っております。
「儲かるアプリ」ではなく「役に立つアプリ」を作ることが使命です。

バカで正解

私は、mcs.Linkを起業しようと決意するまでに時間はかかりませんでした。
理由は単純で「自分でやったほうが面白そうじゃん!」です。バカですね~
母親に「起業したいんだけど!良き?」と聞くと「あ~いいんじゃね~?」「やってみれば~笑笑」と。親譲りか?
(どうか母親が見てませんように!!母さんいつもありがとう笑)
こうして、バカだからこそ思ったときに即行動できました。起業をしてみると、やったこともないことが山ほど出てきます。デザインをしたり、難しい計算したり、動画編集したり...
キリがありませんね。
ただ、新しい挑戦に対して「バカ」を理由に何でも挑戦できるんです。「できる」「できない」ではなく「面白そうじゃん、やってみるわ!」と。
これからもバカでい続けること
これが自分には大切だと思っています。

感謝の10ヶ月

起業を決めてから10ヶ月、感謝の日々です。
クラウドファンディングをした際、どこの馬の骨かも知らない、しかも大学生に多くの人々が支援して下さいました。お金を人に預けることって、よっぽどのことじゃないですか?
支援していただいた141名の方々には本当に感謝感謝です。
クラウドファンディング以外にも様子を機にかけてくれる身近な人々、いろんなアドバイスや、紹介をしてくださる社会人、教授の皆様と。
こんなにも応援される経験は二度とできないと思います。
なので、この10ヶ月の感謝をパワーの源に、mcs.Link、HiDANE BARともに全力で頑張ります。

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