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ほつれた鞄のお直し

 スーツケースの上に載せられる布のかばん、便利ですよね。スーツケースに入りきらないお土産を入れたり、機内持ち込み用として荷物を分けたり。
 けれども、いくら便利とはいえ、重い荷物をぎゅうぎゅうに詰めて、あちこち持ち歩いたら…そりゃほつれます…。

目立つところがほつれてます

ほどいてみると、あらら生地が縫い目でさけちゃってますね。

みごとなほつれ

早速お直ししましょう。まずは、裏から接着芯を貼ります。

裏:接着芯を貼る

これだけでは心元ないので、表側に薄手のグログランテープを縫いつけます。

表:グログランリボンを縫い付け

そして、ほどいた部分を縫い合わせます。マチと袋をミシン縫いしてから、バインダーテープで包んで縫います。念の為、2回縫いました。

バインダーテープで縫い合わせ

表に返すとこんな感じです。

縫い合わせたあと

このままでは直した感が目立ちますので、補強につかったのと同じグログランテープでリボンを作り、飾りました。これなら補強部分も馴染みます。

リボン飾りをつけて

いかがでしょうか。
実は、このほつれ、「黒いガムテープを裏から貼って隠してた」んですって。それよりずっと可愛いし、安心して使えると思います。
ほつれたものも、ちょっと手をかければ、また素敵な思い出の相棒になりますよ。ぜひ、小さな手仕事を楽しんでくださいね。
そんなのむり〜と思った方は、studio fukuへご相談ください。お待ちしてます。

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