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汁なしきしめんを作った話

以前お家で鍋物をした時にですが、「野菜や肉と一緒にうどんをたべると腹持ちが良くてグッドなのでそのようにしましょう」という意見を採用し、スーパーの陳列棚を見回しますときしめんがありましたので「きしめんでもグッドなので」という理由により購入をしました。

ところが、野菜や肉をたくさん投入したことによりきしめんの入る空間が消滅したため、きしめんは冷蔵庫の中で次なる出番を待ちながら眠ることとなりました。

冬眠中。

さて、冬眠から目覚める時が来ました。それは今日ですね。

野菜とお肉が他にも見つかりましたので「これも一緒に食べるとグッド」と選択されました。そうすると、先日の失策を思い出すのが人間です。

野菜と肉と一緒にきしめんを食べる時、きしめん空間を確保しないと、当初思い描いていた料理は完成しなくなりますよ、と。

人間は失敗した経験から学習し乗り越える生き物(これは何も人間に限った話ではありませんが、本日のところはそこについての話はこれで打ち止めにしておきます)なので、同じ失敗は重ねないように知恵を絞り工夫をこらすことにします。

工夫が完成しました。

汁の容量が多すぎてきしめん空間が消滅してしまうのでは? という声を受けて、汁なしきしめんにすれば解決、と決定しましたので調理開始。

材料 … 分量

残り物の豚肉 … 賞味期限前に対処できるくらい

残り物の小松菜 … 萎れてしまう前に食べられるくらい

残り物のもやし … 変色する前に使用できるくらい

冬眠中のきしめん … 本日のメイン

砂糖 … 小さじ一杯

醤油 … 大さじ一杯くらい

ほんだし … 適当

みりん … 大さじ一杯

オイスターソース … 大さじ一杯

塩 … ひとつまみ

ラー油 … 適宜

卵 … ご自由に

★ほんだし、砂糖、みりん、醤油、オイスターソースはあらかじめ混ぜて、丼に移しておく。

★小松菜は食べやすい大きさに切っておく。

1.水をお湯に変化させる。

2.小松菜を投入。

3.塩をひとつまみ投入。

4.もやしを投入。

5.豚肉を投入。

6.きしめんを投入。

7.1分くらい茹でたらザルにあけ、お湯を切る。

8.中身をザルから丼に移動させる。

9.生卵を割り入れる。

10.ラー油を適当に垂らし、混ぜることにより全ての食材の境界線を失くす。

11.食べる。

12.美味しい。

自分で作ってる時はそれなりに慌てているので、今回も一切調理中や完成品などの写真は撮っておりませんので、各自脳内で想像するかキッチンで実践することにより補完をお願い致します。

これは山梨県のお寺の写真です。

以前と同じ失敗を犯すことはなく、無事にきしめん空間も確保され、そして胃の中へ移動することにより消滅をし、また新たな無(空の丼)が形成されました。

このように今後もやっていきましょう。

それにしても自分で書いといてなんだが、分量の欄に「本日のメイン」ってなんだよ、とは思います。

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