『チャッピー』 感想 ※ネタバレあり。

ロボットに心が芽生えてさあ大変! て映画。

ヒュー・ジャックマンが神を信じているから人工知能に否定的だ、ってエピソードが冒頭で語られて、そこから『スラムドッグ・ミリオネア』のあの兄ちゃんが完璧な人工知能を開発してチャッピーを生み、彼に「自分が創造主だ」と告げる。

そしてチャッピーは、自分の寿命がいくばくもないことを知り、「どうして自分を死ぬように作ったのだ」と創造主に怒る。

教会に通うヒュー・ジャックマンにはわかっただろうが、チャッピーは自意識を得たから、死ぬことになったのだ。

旧約聖書の中で、神が創った人が死を迎えるのは、アダムが知恵の実を食べて知識を得たからだ。

まだ知識も常識も知らないチャッピーに、嘘を教え騙して、それこそが正しいことなんだ、と犯罪に加担させたり人を傷つけさせたりするのは、子供達に銃を持たせて兵士に育てるテロリストや暴力組織の仕組みだ。

教育の話から一気に宗教と転生の話に飛んでいく終盤の展開が見事だったけど、大ラストのみんなで永遠を生きようよ、って物語はあまりにも予想外すぎてびっくりしてたらびっくりしたまま映画が終わった。

でもびっくりし終えて考えてみると、この映画ははじめから聖書の教えを下敷きに進んでいるのだから、最後で死を乗り越えた永遠の命、を得るのはごく自然な流れなのだった。

あと、レンタルで観たからカットシーンはカットされたままだった。
あれはキチンと見せとかないとダメなやつだったと思うよ!

「あれくらいのカットであれば気にならないよ」とか言ってる人いたけど気になるよ! あれテレビ放送でカットするのと同じカットの仕方じゃん! 不恰好すぎてそこだけ映画の編集下手になってる。あれはないわー。

#映画 #映画レビュー

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竹内佑

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