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ドラムセットを持っていますか?

ドラムセットを所有するって少しハードルが高いですよね。

持ってても車がないと運搬できないし、ライブの時に使うにもライブハウスのセットと入れ替えるのは大変そうだし。。。。などなどハードルの高いドラムセットですが、私は初めてのドラムセットを購入したのは20歳の時でした。(もちろん貧乏だったのでパールの安いグレードの中古ですw)

届いた時はそりゃもう、興奮しまくって組立てセッティングしてニンマリ。

しかしいざ、叩いてみるとバスドラの音は『バン!』タムは『バイーン』みたいな音で頭の中は真っ白。。。

『なんだこりゃ!』想像していたのと全然ちがう。。。CDみたいな音が出るとおもったのに、、、、

当然ながらチューニングをしない事には良い音は鳴りませんよね。

買ったからには意地でも何とか良い音をだしたいので、スタジオで会うドラマーの先輩にチューニングを教わったり、雑誌で情報を漁ったり。。。

そりゃもう必死でした(笑)

で、試行錯誤の結果、何とか見よう見まねでチューニングをしたら、まぁ何となくですが、良い音が出るようになってきました。

ようやくドラムセットを手にして充実感を得たのであります。

そしてドラムセットを手にしてからはライブ活動の幅が凄く広がりました。今まではライブハウスなどドラムセットがある場所でしか演奏出来なかったのが、Berや海の家、ストリートなど楽器の無いと場所でも活動ができるようになり、少しづつでしたがギャラも貰えるようになったりと。

当然ライブハウスにも調子に乗って自分のセットを持ち込んで行きます。実は自分のセットというのは組立方の工夫次第でセッティングをかなり早く効率的に行う事ができます。リハの時にタムホルダーや、フロアタムの角度などは調整済みなので、ライブハウスのドラムセットをイチから自分用の角度などにセットするよりも早くセットできちゃいます。

極端に言えば、ライブハウスのセットを移動して自分のセットは置くだけでOK!

なので結果としては早くセッティングが終わるんですね。

しかも自分の音でライブができるといのも利点ではないでしょうか。

ドラマーの”音”も個性の一つですよね。

もちろんチューニングを練習しておかないとPAさんに怒られるので、スタジオでチューニングの練習も随分とやったものです。

わたしの父は中学生の頃(当時は1960年代でエレキバンドブーム)は皆、ドラムセットもギターアンプも自転車で運んだらしいです。映画:青春デンデケデケデケにもそのようなシーンがありましたねー。

流石に自転車で運ぶのは大変ですが、レンタカーを借りて運んだり、場合によっては運送業者に運んで頼むのも手かもしれません。

ドラマーとしてステップアップしたいと思ったら是非、自分のドラムセットを持つのをお勧めします。

別に安物でもチューニング次第で結構良い音が出せますよ!

楽器屋さんにも中古のセットがあれば狙ってみるのも良いと思います。店員さんにも色々きいてみればチューニングも教えてくれるかも知れません。

自分のセットで自分だけの音を。

TOPの画像は私の愛機YD9000R。ご機嫌なヤツです☆

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