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月曜マガジン 天守の風格

桜咲く春の訪れが人々のこころを優しく包み込む。
 そんな季節の到来のはずが今年は少し狂っていたようです。自然相手ですから致し方ありませんが、撮影依頼が急遽入ってきたりもしましたのでバタバタした春になりました。
 さて、私の住んでいる愛媛県大洲市では、「桜」と言えば「大洲城」です。城下町大洲として市民の皆さんの日常の中心的存在でもある「大洲城」を取り囲むように植栽されている桜は、満開の時期を迎えるとその美しさに魅了されるのです。

 大洲城の撮影では周辺から十二景の構図で撮影できます。その中から以下に3パターンの構図の写真をアップしますのでご覧ください。いずれも今年の3月末から4月初めに架けて撮影したものですが、撮影日のお天気に違いがありますので、少し見た目が変わっています。

大洲城(北東)
大洲城(東正面)
大洲城(南)

 以下の写真は、2台目伊予灘ものがたりが大洲城の背景を走っている姿です。伊予灘ものがたりと言えば鉄橋を渡るシーンがパターン化されていますが、この写真は真逆の写真です。主役を大洲城に置くとこういう構図になるのだろうと思っています。桜満開のこの時期に天守の風格を感じさせる場面に走っている伊予灘ものがたりの姿も、また、良いものですね。

大洲城と2代目伊予灘ものがたり

季節は初夏に向かってます。
 気温も上がって過ごしやすくなってきましたが、いろんな花の開花もあって撮影の楽しい時期でもあります。今週もどうぞよろしくお願いします。

2022年4月11日 月曜日
街づくり写真家 河野達郎

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