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3Dプリンタでウォンバットを作る(3)寄り道編

こんにちは、夫婦二人で活動している(ほぼ妻の活動)STUDIO OTOMARUの夫の方です。普段は3D-CADを使った機械設計や電子工作をしています。

前回の投稿からかなり時間が空いてしまいました。カメの歩みで作業を進めていますが、試行錯誤の様子をご紹介します。

スケルトンも作りたくなった。

第一回で調査に使用した骨格の3Dデータを眺めていると自分でも作りたくなりました。下記サイトの3Dデータをグリグリ回して眺めながら、自分でもモデリングしてみます。

参考サイト

ぜひ上記サイトでウォンバットの骨格をぐりぐり全方向から眺めてみてください。


Blenderで作ってみる

とりあえず、現状です。

頭(頭蓋骨と下顎?)


頭蓋骨
鼻の穴ってこんな感じなのかぁ、、

眼球が収まるサイドの窪み(たぶん)


下顎
皿みたいな何かすくえそうな形状、、

前歯と奥歯がとても距離があるのか、、


スプーンみたい


面白い

たぶん、生き物好きの方には常識なのでしょうが、前歯と奥歯に距離があったり、それぞれのパーツが収まる窪みがあったり、実際にモデリングしてみると知らないところがたくさんありました。

気楽に全身を作って、3Dプリントしてみようと思います。
(骨ってバラバラだからどう組み上げようか、、?)


ZBrushCoreMiniを使ってみる

前回、Blender上で毛を生やしてみました。
お気づきかと思いますが、あの毛はデータ上?のみで3Dプリントすることはできません。Blenderの知見者にどうしたら良いか聞いてみました。
私:「シュライヒみたいな感じで体毛を表現したいです」
知:「うーん。Blenderだと厳しくない?」
知:「ZBrushは?」
私:「なるほどーー」
ということでZBrushを試してみます。

使えるかわからない状態でZBrushのライセンスを買うのは厳しいので、まず最小構成のZBrudhCoreMiniを試してみます。

使用環境は以下の通りです。
・M2 MacBookAir 16GB  memory 1TB SSD
結果から言うと、快適に使用できました。
(CoreMini自体がポリゴン数に制限があります。制限を超えると自動で修正が入ります。)

むずい、、!

世界が全く違います。
本当に粘土を捏ねている感じ。すごい。
ちなみにmacのトラックパッドで作業しています。

とりあえず、顔だけ


毛というか、筋を立てる

なるほど、なるほど
みみず腫れ

細かい筋にしようとするとポリゴン制限に秒で引っかかるのは別として、
確かにできそうな感じがします。

ただ、思うように形を作るのが激ムズです。
アンカーポイントで移動させたい、、


続く

進捗があったらまた投稿します。
ご覧いただきありがとうございました。

続編公開しました!ぜひご覧ください!

3Dプリンタでウォンバットを作るシリーズ


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