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ライター来歴(シナリオ塚田)

studio BBでシナリオを担当させていただくことになりました、シナリオライターの塚田耕野と申します。
最初ですので、まずはかんたんに自分の来歴をお話しさせていただきます。

今でこそゲームのシナリオを書かせていただいていますが、自分のキャリアのスタートは映画の業界でした。演出や制作の仕事をしながら、「いつかは監督に」と夢を抱いて現場を這いずりまわっていたのですが、「監督になるにはお話も作れねば」とシナリオ作りにたずさわるようになり、いつしかシナリオの執筆が本業になっておりました。
それから幾年月、ひょんなことからゲーム作りのお話をいただき、二つ返事でお受けしたのがきっかけで今に至ります。もともとゲームが大好きだった自分にとって、ゲーム作りは映画作りと並ぶ夢の一つ。一度現場に入ってからは、ゲームならではの表現やお話の伝え方に魅了され、すっかりゲーム作りの虜になってしまいました。

ライターとして参加したタイトルはいくつかありますが、中でも印象深いのは、初めてゲームのシナリオを書いた『夕暮れのバルキリーズ』、メインではありませんが、ゲームシナリオを書く楽しさを知った『デジモンストーリー サイバースルゥース』、新納さんとご一緒し、全シナリオを一人で担当した『ドラゴンクエストビルダーズ』1、2など。
どれも血の涙を流しながらシナリオを書いたタイトルですので、遊んでくださった方がいらしたら嬉しいです。

シナリオといえば……studio BBの母体となるTYPE-MOONは、あの奈須きのこさんも所属するスタジオです。studio BBから出るゲームにも、質の高いシナリオを期待されている方が多いのではないかと思います。のしかかるプレッシャーはとてつもなく大きいですが、気負いすぎず、楽しくお話を書いていければと思っています。
皆様にご満足いただけるシナリオを書けるよう精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

塚田耕野/scenario writer