リレー小説第一弾が無事に終わり、
今回から、リレー小説企画第二弾が始まります。

＜第二弾のルール＞
・1人当たり300文字前後
・3人で4回転（全12話を予定）
(第二弾特別ルール)・毎回、自分のターンで“色”を入れる

＜順番＞
にしえみ→きやま→飯田

私たちも、予期せぬ展開にドキドキしながら…
早速始めていきます！

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　ボクの名前は佐藤。コンビニでアルバイトをしている大学生だ。

　高校を卒業後、実家のある愛知を離れ、一浪して大阪のK大学に入った。学校から自転車で30分ほどのアパートで一人暮らしを始めて約2年。いまだに関西弁はうまく操れないが、大阪での生活も慣れてきた気がする。

　活気があるのかないのか分からない家の近所の商店街には、老夫婦が切り盛りする定食屋さんや、安さが自慢の惣菜屋さんなどがあり、下町情緒溢れる雰囲気が好きだったりする。

　ボクが働くコンビニは、その商店街の一番端にある。そこで22時から翌6時まで、週3回ペースで働いている。

　時刻は22時30分。
今日もいつものように常連客の一人である、金髪のお兄ちゃんがやってきた。