イタリアのebayで掃除機を売ってみた! 〈その1〉
みなさん副業ってされてますか?
私は副業もまとめて本業な、それでもなかなか思うような数字に到達しないけど、海外で開業(納税始めちゃった)しちゃった母さんです。
で、休憩時間にYouTubeなど見てますと、近年本当に「せどり」とか「リペア販売」とかが増えてることにハッとします。日本だとメインはやはり「メルカリ」さんとか「ヤフオク」さんになるんですかね。
不用品って生きてると絶対出てきますよね…。私も昔買った一眼レフとか着物とか、全く手も触れないけれどに大事にしまってあります。
でも今回は大物。頻繁に使いたいけど重くて出すのが億劫な彼を…ついに処分することにしたんです!
重い…すぐ壊れる…掃除機ジプシーだった私。
「ダイソン」への憧れは、「ルンバ」購入の時の高揚感と似ていました。海外に住んで、やはり日本の電化製品の性能ときめ細かな配慮は、素晴らしいなぁとあらためて感じる部分でした。実家で長年活躍しているPanasonicの掃除機さんも、掃除機自体が「あ、すみませんカーブ曲がるの遅くって💦」「あ、角度があって滑っちゃいました。体が丸いもんで…すみません」と言いながら、操作している私を労るかのように、ほぼ思い通りに、でも時々その丸いデザインから横転したり程度で微笑ましく動き続けてます。ポジション的には中間管理職的な腰の低さ。
イタリアに来てからの掃除機遍歴は、5−6台でしょうか。初めのアパートは大理石の床で、モップと箒で掃除してましたが、引越し、家族が増えると埃も増します。おまけに旦那は強烈なアトピー持ちで、子供もアトピ子でしたから、掃除機は必需品です。
ただ、いくら高額な掃除機でもこちらの掃除機とにかく「重い」&「ゴツい」。今こそ軽くてスタイリッシュな掃除機が出てきましたが、壊れないものはとにかくブルドーザーみたいに主張する見栄え。
「スタンド式なら軽い?」
…と思ったら全然ゴミ吸わない。
「小さい軽い無名のマーク(メイドインチャイナ)なら軽いし。」
…と思ったら案の定プラスチックにあっという間にヒビが入り。
という、掃除機黒歴史を歩んできました。
そんな中で出会ったダイソンさん!最終的には職場での出会でしたが、衝撃的でした。
ダイソンさんとの出会い
過去の職場で、スタンド式のダイソンを、年度の消化すべき備品予算の残高から考え抜いて購入。いや、その働きっぷりときたら、上司より(🤫…こりゃ言わずにおきましょうね)…。
ゴミ捨て時に先っぽを外すのにはちょっとコツがいるのですが、動きに慣れてしまえば苦にならない程度。
コロナ禍で入口も窓も開けっ放し状態が続いた時でしたので、とにかく埃っぽいイタリアの、しんどいロックダウン明けを乗り切れたのは、ダイソンさんのおかげでもありました。
「あぁ、次うちの掃除機を買うときは、ケチらずダイソンさんにしよう!」とその時は心に誓ったものです。
ただ…。
家庭用で考えた時に、実は結構迷いました。
スタンド型って、充電スタンドも買わないといけないんですよね…。
あと、紫の外観と、埃が常に透けて見えるのって。例えばうちの狭いリビングに置いたり、廊下においても存在感満点。邪魔になっちゃうんですよね…。
結論として、とにかくガンガン吸ってでも小回りも良さそうということで、押し入れに投げ込んでおけそうなキャニスター掃除機「Dyson Big Ball」を買うことにしたのです。
ダイソンの掃除機をebayで売った理由とは?
満を持して購入した「Dyson Big Ball」。抜群の吸引力と、おっちょこちょいな私がどこにぶつけても壊れない丈夫さは、本当に素晴らしいものでした。トイレにもリビングにも、子供部屋にもベランダにも押し入れにも!どこにでも引き摺り回して使いました〜!
と、結果としては大変満足だったのですが、一年経ってふと気づくと…。
「私しか使ってない🤪!」
うちは旦那さんと基本的に家事は分担、子供も次男が高学年になってからは、簡単な掃除は自分でやってねと言ってまして。でも…。
…なんかホウキとチリトリ使ってるし。
…溜まったゴミ捨てないし。
そう、うちの男子たちは「押入れの扉を開けて、掃除機を出す」ことさえも面倒だと考えていたわけです💦
さらに今は、子供のアトピーもやや落ち着き、カーペットも毛足の長いものは全て捨て、大理石の床の家からフローリングの床の家に引っ越していたので、それほどガンガン埃を吸い取らなければいけない理由は、かなり薄くなっていたのでした。いいことなんですけどね…😭。
そんな中で、自己主張の強いダイソンさんを、貴重な休日に引っ張り出して、埃地帯を探して吸っている私。孤独な戦い…。
高級ブランドより実用的な服を好んできているこの私が…(お金ないから選べないけど💦)。
あぁなんか、鼻歌歌ってる人たちの間でオペラ歌ってるみたいな気分になってきた。
そして、環境で言うと、
イタリアの空気って乾燥していて、
車の量も半端ないところに住んでるので、
細かい埃が日々舞っているわけです。
そんな埃は毎日ささっと取ってしまったほうが、こびりつかなくて楽だったり…。
と、ぐるぐる考えながら、夏に日本の実家に4年ぶりに一時帰国したところ、超軽いスティッククリーナーが、老夫婦のために大活躍していたわけですよ。いや、「これだっ!」って思いましたね。(TVショッピング風😏)
次回:ebayでの売却体験を順を追って紹介!
帰国後、ネットで調べて必要最低限の埃を、必要最低限の充電時間と持続時間でカバーできそうで、それほど高くないスティッククリーナーを探しまくりました。そこで「XIAOMI MI VACUMM CLEANER LIGHT」(日本ではあまり出てないみたい?今度レビューしますね。)をセール価格で購入。子供達も簡単に使えることを見届けて、ダイソンさんと向き合ったのでした。
「君と過ごした時間は、無駄にしない。」と、
なんでもホイホイ捨てちゃう旦那さんにストップをかけて、3年は開いていなかったeBayのアカウントを開いたのでした。
…溢れる掃除機愛のため、長くなってしまったので、次回に続きます。ここまで読んでくださって有難うございます🙇♀️!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?