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如月の推し マックス・チャン

香港のアクションスターでは
今マックス・チャンを超える人は私の中には居ません。
カッコよすぎです。
好き過ぎるので映像と一緒に語りたいと思います。

『グランド・マスター』
戦いシーンなのですが、私は初めて見た時
『なんと美しい闘いなのか』と思いました。
生地の擦れる音、跳ね上がる雪、蒸気、呼吸・・・
美しすぎる円の動きからの点と線への変化。
絡み合う円、交差する線、点からの受け、そして流し。
舞うような美しさなのにチカラを感じる一瞬の攻め。
最高傑作だと思っています。
そしてマックス・チャンの八卦掌の鋭さ!凄まじい!

『狂獣 欲望の海域』
ハードボイルドが過ぎるくらいしゃべらないマックス・チャン。
でも全体に漂うマックス・チャンの色気が凄い作品。
当然ながらアクションもあるけれど、そこもクンフー的ではなく、
格闘技経験者の喧嘩って感じで、容赦がなくて好き。
やる時はヤル、徹底的に、そんな感じが素敵です。

このまとめ動画で
マックス・チャンの凄まじさが分かると思うのですが、
良く見て欲しいのはキレッキレになったのは割と最近。
古い作品は日が当たらなそうだなぁこの人って感じの動き。
相当鍛錬したんだろうなって思うから好きなんですよ。
努力していないアクションスターなんかいないだろうけれど、
マックス・チャンのこの変化を見てしまうと、
持って生まれたものではなく、努力の上になり成り立ってる今。
この鍛錬を続けられる事こそが才能なんだと思うわけ。

だから好きなのよね。

マックス・チャンの目が好き。
当たり前のことだけど相手から目を逸らさない。
でも、演出だろうけれど一瞬『ふっ』と目線を落して
伏し目になる時があるんですよ、そこがもうたまりませんね。
打ち合いをしてる最中にですよ、あれはなんなんですかね、
悟ってるのだろうか、動きを感じているのだろうか。

あれだけの人数が住む中国と言う国の中で、
世に出てくるのだから相当な実力者だと思います。
確かこの方は演武もそうですが、
武術の大会で輝かしい功績を上げているはず。
つまりホンモノってわけです。
だから打撃に殺意みたいなものを感じるのかな。
まぁ演武優勝者であろうと構わないのですがね、
その演武を活かした映画なわけですから、
演武しか経験が無いイコール偽物って話しじゃない。

私はマックス・チャンになりたいって話しです。

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