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アマゾナイト/希望をもたらす石

希望を与える、鮮やかな青。

名前の由来

アマゾナイトはブラジルアマゾン川で発見されたと言われ、その名前がつきましたが、実際はアマゾンで発見されておりません(なんだって!?
(ちなみに産地はアメリカ・ペルー・ブラジル(でもアマゾン川流域ではない)・ロシア・カナダなど、さまざまあります。)

2つほど説があると言われています。

一つは商人がアマゾン川流域鉱山で採れた別の鉱物を勘違いしてマーケットに出していたという説。

もう一つは、アマゾン川を探索した探検家がギリシャ神話のアマゾネスにちなんでつけたという説。

どちらもなかなか興味深い説ですよね。

ちなみに日本名は「天河石(テンガセキ)」
こちらはアマゾン川のイメージからとられているそうです。

アマゾナイトの小話

アマゾナイトの多くはブルーグリーンからブルーにかけてのカラーリングですが、中にはアイボリーカラーの「ホワイトアマゾナイト」水晶(石英)を含んだ「アマゾナイトインクォーツ」水晶と混ざり合った透け感のある「アマゾナイトシリカ」緑と白のコントラストが美しい「ゼブラアマゾナイト」など、さまざまな種類があります。

ゼブラアマゾナイトはこんな感じです。

(上の大粒がゼブラアマゾナイト)

アマゾナイトの意味

アマゾナイトは「希望の石」「ホープストーン」と呼ばれる明るく暖かなエネルギーを持つ天然石です。

ストレスを溶かし、心身バランスを整えるのにも役に立ってくれます。

気分を上げたい、前向きになりたい人にお勧めです。

また、目標を持つ人には積極的に動くためのサポートをしてくれる意味も持っており、成功運、勝負運を高めるとも言われています。

鉱物学面のアマゾナイト

アマゾナイトは微斜長石(マイクロクリン)に属する天然石で、長石グループの特有の性質上、衝撃や急な温度変化に弱く、割れてしまうこともあるため、優しく取り扱う必要のある天然石です。

ですが、そのデリケートさを超える美しさがあり、上質なアマゾナイトはシラーと呼ばれる虹のような輝きを見せるものも。

(長石/ムーンストーン(曹微斜長石)、サンストーン(日長石)、ラブラドライト(曹灰長石)などを含むグループ)


まとめ

【意味】
・成功運、勝負運
・希望の石
・判断力、決断力
・問題の解決を促す

【浄化】
クラスター◎
セージ◎
月光◎
浴水◎
太陽光◎

【日本名】
天河石(テンガセキ)

【英名】
Amazonite

【モース硬度】
6〜6.5
(人の爪の硬さが硬度2.5、ガラスが硬度5)

【組成】
K[AISi3O8]


アマゾナイトの余談

個人的にアマゾナイトの青みがかった緑はかなりの推し色です。
仕入れに行くとついつい眺めて気づいたら手にしてることもしばしば。
ソーダ味のキャンディみたいに艶々でかわいらしいですが、決して食べないように!



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