Studio Oneガイドブック4をご紹介

バージョン4対応版は150ページ増えました

Studio Oneガイドブックは、バージョン4.5対応です。バージョン3のガイドブックと比較して150ページ近く増ページとなりました。

画像1

とても分厚くなってしまいました。何が追加されたかといいますと・・・

v4ではStudio Oneの機能をひと通り体験できる「機能体験ツアー」を追加しました。おなじみのキラキラ星のメロディーを元に、Studio Oneの機能でどんどんアレンジしていきます。

キラキラ星のメロディーから、みなさんならどんなアレンジに発展していきますか?本書では、元になるメロディーの入力、コードトラックで伴奏付け、ハーモニー機能でコードにマッチング、パターンでドラム作成とバリエーション展開、NoteFXで特殊効果、付属インストゥルメントで音作り、オートメーションで音色変化やボリューム調整、スクラッチパッドでアイディアを練り、アレンジトラックで構成の編集、、、とStudio Oneならではの機能をなるべく色々と活用できるようにしてみました。特にバージョン4の新機能をなるべく体験できるようにしてみました。(コードやハーモニー、パターンなど)


機能体験ツアーを完成させたデモソングを用意しました

機能ツアーで作成したソングを試聴できるようにしてみました。このデモソングは、本書の手順通りに作成しただけのものです。(※最後にちょっとミックス作業をしましたが、付属のFXチェーンやプリセットだけを使うようにしました。ラウドネスは−16LUFSくらいです。)

2章のチュートリアルではDTMの概要をStudio Oneで体験できます。

v3で好評だった、カエルの合唱のメロディーを入力したりミックスして、Studio Oneの基本操作を体験しながらDTMの概要を体験できる、第2章のチュートリアル基礎編とあわせて、大きな流れの中でStudio OneやDAW、DTMについて理解できるように工夫してみました。

チュートリアルと機能ツアーを柱に、ほかの章もv3版から大幅に構成変更や新記事を追加

1章ではDAWとしてのStudio Oneの概要を簡単に説明し、2章のチュートリアルを読み進められるだけの基礎知識を紹介、3章であらためてStudio Oneの基本操作などの詳細を解説して、ここでは使いこなしなどのTIPSも紹介。エフェクトについては、今回もザッと概要の紹介とインサートとセンドの解説くらいです。すみません。そのかわり、v4で進化したImpact XTやSample One XTに関して、これまでよりも詳しく紹介しています。Sample Oneで自分のボイパ音源を作るのは楽しいと思います。

今回の目玉、4章と5章での機能ツアーで新機能やアレンジをたっぷり体験できるようになっており、6章は高度な機能をv3版を再構成と加筆など。マクロもかなり変更があったので加筆しています。

7章では、昨今のコラボや共同作業が盛んなことから、連携や共同作業にまつわる機能などを紹介。v4新機能のAAFについても触れています。ちょっとコツのあるMIDIデータの扱いについても、差分PDFの紹介を集約しており、MIDIファイルの読み込みや書き出しやテンポマップの読み込みなどに困ってる方にも有用です。Notionの連携については、それなりにです。すみません。紙面の都合もあり。

テンポやテンポマップといえば、5章「フリーテンポの演奏にビートを合わせる」で、フリーテンポのオーディオにStudio Oneのテンポ(BPM)=メトロノームをぴったり合わせる手順も具体例とともに書きました。フリーのオーディオにメトロノームを完全一致させられます。これができれば、逆にフリーテンポのオーディオを強制的にStudio Oneのテンポに追従させることも可能です。操作は簡単です。誤解されがちなStudio Oneのテンポトラックですが、かなり扱いやすいのです。

8章は設定関連についてまとめました。v3まではいろんな場所に記載していた設定関連を集約した感じです。v3.2とv3.5の差分PDFで配布した内容もまとめています。(ちなみに、過去の差分PDFはページの制約がないので存分に解説しています。差分PDFは配布期間はきまってないので今のうちにゲットしておくのもよいとおもいます。無期限公開をお約束しているデータではないです。低レーテンシー設定関連はだいぶ細かく解説していました)

9章はプロジェクトページについてv3とかわらず紹介しています。ラウドネスについては差分PDFの内容も集約しています。

10章の「作品作り」は、読み終わったけど、具体的にどうすればいいの?という人向けに、曲作りの一例を紹介。基本的にはv3の内容に新機能を追記したものです。

11章にて、v4.5の新機能を抜粋してまとめて紹介しています。本文のなかで紹介している場合は、どこのページに新機能を紹介しているかも記載しています。

開いたままで置きやすい特殊な製本になっています

普通よりノリが強力な製本にしていただいています。そのため、机の上に開いたままでも置いておける(置きやすい)つくりになっています。これはちょっとしたことですが、作業しながら読み進めるときにとても便利なのです。

↓こんな感じで開いておけます。

画像2

Studio One ガイドブック バージョン4対応版、ぜひお手に取ってみてください。よろしくお願いいたします。


いただいたサポートは、Studio Oneの研究や情報発信活動などに使わせていただきます。