渋沢

疑問ノート#4 教育の具体的な意味って何?(渋沢栄一の本を読んで)

先日、新紙幣が発行されるというニュースが話題になってましたね。一万円札は渋沢栄一らしいです。

誰それ?ってことで「現代語訳 論語と算盤(ちくま書房)」を読んでみました。ちなみに算盤は「サンバン」じゃなくて「ソロバン」と読みます。

読んでみたんですが、渋沢栄一が論語大好きで論語の教えをベースに頑張ったというペラペラな情報しか頭に入ってきませんでしたw

よくわからないけど道徳がどうのとかそういう話ばかりで、つまらなかったです。他の人にオススメするかって言われたらしないですね。

以前から僕は教育の意味はセーフティネット的な役割が一番大きいと思ってるんですよね。最低限、身につけておいたほうが良いことを誰でも身につけられるようなシステム。例えば、漢字の読み書きとか計算とか小学生レベルのやつは特に誰にでも必要ですからね。

それ以外に教育の意味があまり見出せなかったんですが、上記の本を読んでグッドアイデアを思いつきました。

この本は確かにつまらなかったんですが、渋沢栄一の時代の若者が読んだらどう思うのかな〜と考えたんですよね。

もしかしたら、当時はこの本に書かれているような価値観はあまり一般的ではなく当時の人にとっては新鮮なものだったのかも。

本の内容としては適材適所、悪銭身につかず、千里の道も一歩から、などなどまぁよく聞くやつがたくさん書かれているだけなんですが、僕が「よく聞くやつ」と認識していることがポイントです。

何十年もかけてそういう古典の教えのエッセンスを抽出し教育に反映させてきた結果が「よく聞くやつ」になったんじゃないかってことです。

いわゆる道徳的な考えや行動は社会を成立させるために重要だと思いますが、それが当たり前と思えているのが実はすごいことなんじゃないかと。

ということで、教育は個人の成長だけではなく何十年、もしかしたら何百年かけて社会全体のレベルを上げるためのものという側面もあるカモですね。現在の日本の教育は個人の成長に焦点が当たりすぎているような気もしなくもないですね。

皆さんはどう思います?これ読んでなんか思うところがあればコメント欄に書き込んでみてください。

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