「なぜシーラカンスはまだ存在してるのか」

これを最初に考えたのは多分小学生くらいの時だったと思います。

私が出した結論は、「やり直せるように」でした。例えば、地球上で最も進化してる生物の一種として人間がいると思いますが、人間がなんらかの理由、例えば未知のウィルスで絶滅したとします。

もし、他の生物が人間と似たような進化を遂げていたとしたら、それらの生物もそのウィルスによってやられる可能性が高くなります。

人間と体の仕組みが大きく異なる生物はそのウィルスでやられずに済むかもしれません。

これが進化しないで生き残っている生物がいたり、多様な生物がいる理由ではないかと。

イメージとしては地球上の生物全体をGitで管理してるような感じですかね。

今でもこの考え方が最も説得力があると考えていますが、少しだけ違うことがあります。

シーラカンスは進化しないで生き残ってるんじゃなかくて、あれが最新のバージョンで変わる必要がなかったんじゃないかと。

最近は「進化という言葉を使うのはどうなの？」という意見もちらほら聞いたりします。

もう少し適切な言葉としては環境適応変化みたいな言葉が良いかもしれません。

地下洞窟とかに閉じ込められた魚類は目が退化したり、体組織の色素が白色化したりするので、以前の言葉を使えばそれも立派な「進化」ということになりますが、やはり環境に適応した変化と言ったほうがしっくりきますね。

おしまい。