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"I studied but I didn’t learn anything"

「"study"と"learn"は何が違うのか」シリーズ。

studying = one way to learn
Let’s start by looking at the definitions:

To Learn – to gain knowledge or skill by studying, practicing, being taught, or experiencing something.

To Study – to read, memorize facts, attend school, etc., in order to learn about a subject.

Therefore studying is one way to learn. This is why we can say “I studied but I didn’t learn anything”.

"learn"は「習得すること」であり、"study"は「習得するために何かを読んだり、覚えたりすること」である。つまり、"study"とは"learn"のためのひとつのプロセスである。(ここでの"study"の定義が狭すぎる気もするけれど)

"learn to"といえば「〜できるようになる」「〜するようになる」という習慣化であり、"learn"は人間にとってもっとも日常的な動詞ともいえる。

そうすると多くの人は「"learn"の方がすごい」と思ってしまいそうだけど、僕が"study"に肩入れする理由は、"learn"できるかはともかく、何故だかわからないけれど呼ばれているかのように熱中してしまう、そんなテーマをそれぞれ持っているという人間の不思議さであり、いかなる形にもなっていないからこその無限大の可能性にある。

「I'm studying English but I don’t speak English very well.」で全然いい。そのEnglishが何として形になるのか、自分にはまだわからないくらいの方がきっとちょうどいい。


はじめまして、勉強家の兼松佳宏です。現在は京都精華大学人文学部で特任講師をしながら、"ワークショップができる哲学者"を目指して、「beの肩書き」や「スタディホール」といった手法を開発しています。今後ともどうぞ、よろしくおねがいいたします◎