見出し画像

Introduction of VINCENT

ヴィンセントを作ったのは、いまから5年ほど前、2018年ごろになります。

20年くらい前からハンドメイドルアーを作ってましたが、当時はトップウォータープラグを作ることが多く、リップ付きのルアーを作るのはごく稀でした。

フラットサイドクランクを少しと、シャドウダンサーの原型を作ってたくらい。

でも、釣りのスタイルはトッパーというわけではなく、フローターやゴムボートからオールレンジでいろんな釣り方を楽しんでいました。

おそらくファーストプロト

トップよりもクランクベイトを使う場面が多く、クランクも自作で信頼できるものが作りたい、と思って作ってみたのがヴィンセントでした。

色々なルアーを使っていましたが、特に好んで使っていたのはルーハージェンセンのスピードトラップやOSPのブリッツ。ハイピッチにブリブリ動くアクションが好みで、よく助けられました。

当時はリップがかなり小さく目の色が違う

ヴィンセントを作ったときにこだわったのは巻き感で、体に染み付いた好みのアクションみたいなものを出したいと、いくつものプロトを作って試行錯誤した末に今の形状になりました。

この頃はほとんど今の形と同じ

動きは少し強め。ロールを伴ってブリブリ泳ぎます。早巻きするとバランスを崩すことがあるので、スロー~ミディアムリトリーブに向いています。

WOBBLING EAST 2023 販売カラー
パロットクロウ (PC) Pallot Crawfish
ブルーパーチ (BP) Blue Perch
ブリーム (BR) Bream
フェスティバル (FES) Festival
ブラックイエローバタフライ (BYB)
Black Yellow Butterfly

ちなみに、ヴィンセントという名前は、当時ルアーを削りながらよく聴いていた、「セント・ヴィンセント」という歌手から名付けました。

いつかLIVE見てみたいなぁ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?