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社内でオススメされている年末年始に読みたい本35選(2020年)

このnoteでは、Mr. CHEESECAKEの(代表含む)スタッフが社内でオススメしあっている本になります。あくまで内部で紹介されている内容になるので、必ずしも役立つかはわかりませんが、D2Cに携わる方、広くはビジネスマンにとって参考になる本が紹介されています。

まとめたきっかけ


上記代表のタムさんのツイートを皮切りに、あまりにも盛り上がりすぎて、社内のSlackの情報量が大変なことになり、どれから読んだらいいのかわからなくなったため、一度整理をしようと思ったことがきっかけです。

紹介する本について

今回紹介する本は、あくまで社内向けにオススメされた本たちであるため、インターン生向けの入門書の本や多くの人が読むような名著から今年出版された本まで、よりどりみどりの中で一部を紹介する形になります。また、紹介するにあたって本によっては、わかりやすいオフィシャルの紹介文を引用することがありますが、その点はご了承ください。

それでは早速ご紹介していきます。

1.ブランディングに関する本(4選)

・『シャネルの戦略 ―究極のラグジュアリーブランドに見る技術経営』東洋経済新報社
2010年出版。モノづくりにこだわるシャネルがどのようにして現在の地位を築き上げてきたかということが書いてある本。ブランドを強くしていきたい経営者や事業者にオススメの1冊。タムさんも好きな1冊。


・『ブランディングの科学 誰も知らないマーケテイングの法則11』朝日新聞出版2018年出版。
消費者行動をデータに基づくファクトによって法則化し、マーケティング施策につなげていくことを理解できる1冊。


・『ブランディングの科学 新市場開拓篇 -エビデンスに基づいたブランド成長の新法則-』朝日新聞出版
2020年出版。前作の続編で、より実践的に新興市場、サービス&恒久商材、新ブランド、ラグジュアリー・ブランドについて解説している1冊。


・『ブランディング・ファースト―広告費をかける前に「ブランド」をつくる―』クロスメディア・パブリッシング
2020年出版。企業にとってブランドを作っていくことがいかに大事かを学べると同時に、それは見せかけのブランドではなく、インナーから変えていく必要があるものであると学ばせてくれる1冊。


2.デザインに関する本(5選)

・『わかりやすさの罪』朝日新聞出版
2020年出版。わかりやすいことが求められがちな社会にとって、本当にわかりやすいことが大事なのかと考えさせてくれる1冊。


・『ステレオタイプの科学――「社会の刷り込み」は成果にどう影響し、わたしたちは何ができるのか』英治出版

2020年出版。

女性は数学が苦手、男性はケア職に向いていない、白人は差別に鈍感、年寄は記憶力が悪い……
「できない」と言われると、人は本当にできなくなってしまう。
本人も無自覚のうちに社会の刷り込みを内面化し、パフォーマンスが下がってしまう現象「ステレオタイプ脅威」。
社会心理学者が、そのメカニズムと対処法を解明する。


・『「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ』ダイヤモンド社
2019年出版。元・任天堂の企画開発者の著者が、人の心をつかむ商品・サービスのつくりかたをマリオを事例に解説している1冊。UXを考える上で学びになる1冊。


・『センスは知識からはじまる』朝日新聞出版
2014年出版。

「くまモン」アートディレクションなどで話題の、日本を代表するデザイナー発「センスの教科書」。
センスは生まれついたものではなく、あらゆる分野の知識を蓄積することで向上することを説く。
顧客の嗜好が多様化する時代、スキルよりもセンスを磨くことで、仕事を成功させるノウハウを紹介する。


・『佐藤可士和の超整理術』日経BP

2012年出版。日本有数のアートディレクター/デザイナーの著書。思考回路が解説されており、デザインというものが決して天才によって感覚的に作られているものではなく、根拠をもって作られているのだなと感じさせてくれる1冊。


3.マーケティングに関する本(9選)

・『USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門』KADOKAWA
2016年出版。マーケティングに強い会社としても知られるP&Gを経たあとUSJのCMOとして立て直した立役者としても有名な”森岡 毅”さんの本の1冊。マーケティングの入門書としては非常にわかりやすいおすすめの一冊。


・『確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 』KADOKAWA

2016年出版。同じく”森岡 毅”さんの本。上記の入門の本よりは、より専門的な話が書いてあり、レベルとしては中級から上級の1冊。


・『すぐに未来予測ができるようになる62の法則』PHP研究所
2002年出版。『確率思考の戦略論』の中で紹介されている本。20年近く昔の本ではあるものの、人に関する洞察や考え方は、時代を超えて通用するのかもしれないと思わせてくれる1冊。


・『毎日読みたい365日の広告コピー』ライツ社
2017年出版。コピーとはなにか、言葉のもつ力とは何かを感じさせる1冊。SNSやアイキャッチで相手の感情を動かしていきたいと思う人にとって学びが大きい1冊。


・『ドリルを売るには穴を売れ』青春出版社
2006年出版。マーケティング担当でない人も一度は聞いたことある、ドリルの事例で有名な本。

「あなたは何を売っているのか(ベネフィット)」、「誰に売っているのか(ターゲティング)」、「あなたの商品でなければならない理由はなにか(差別化)」「その価値をどうやって届けるのか(4P)」という流れにそって丁寧に解説しており、マーケティングの入門書としていまなお親しまれている一冊です。


・『100円のコーラを1000円で売る方法』KADOKAWA/中経出版
2011年出版。『ドリルを売るには穴を売れ』と並んでマーケティング入門書として、わかりやすい名著。
新人商品プランナー・宮前久美という主人公を軸にマーケティングの課題と向き合っていく姿が描かれており、読みやすい1冊。


・『Hooked ハマるしかけ 使われつづけるサービスを生み出す[心理学]×[デザイン]の新ルール』翔泳社
2014年出版。人がハマっていくサイクルをフレームワークで説明してくれている本。読んだあとにそういうことだったのかと整理がつく1冊。2020年の現在も学ぶことが多い1冊。


・『ファンベース ──支持され、愛され、長く売れ続けるために 』筑摩書房
2018年出版。電通出身でコミュニケーション・ディレクターとしても有名な”佐藤 尚之”さんの1冊。
ファンを作るということはどういうことかというのを知れる1冊。


・『なぜ「つい買ってしまう」のか?~「人を動かす隠れた心理」の見つけ方~』光文社
2019年出版。人の心を動かす商品はインサイトをいかにつくことが大事かを学ばせてくれる1冊。

iPhoneもUSJもマクドナルドも、成功の鍵はインサイトを掴んだことだった。インサイト開発支援に携わるマーケターの著者が、徹底的な検証によって誰でも再現性を高くインサイトを掴めるようになる術を指南。天才でなくても、ヒットするためのアイデアは作れる!


4.思考法に関する本(3選)

・『アイデアのつくり方 』CCCメディアハウス
1988年出版。デザインというよりアイデアの発想法に関する本、弊社のデザイナーによると今もデザインアイデアの膨らませ方はこれがベースになってるくらいの名著らしいです。60Pと短いのでさくっと読めるおすすめの本。


・『アナロジー思考』東洋経済新報社
2011年出版。「アナロジー=類推」することで新しいアイディアを生んでいくことを解説する1冊。すべては0ベースではなく、他事例から転用・抽象化されたものを組み合わせることで、生まれるという思考。


・『シンプルに考える』ダイヤモンド社
2015年出版。LINEの元CEOであり、現在C Channelの代表である”森川 亮”さんの1冊。ビジネスの本質にこだわるとはどういうことかについて学べる1冊。複雑化する現代社会においても大事なことはシンプルに考えればいいじゃんと感じさせてくれる。


5.経営に関する本(5選)

・『経営の教科書』ダイヤモンド社
2009年出版。

会社ごとに商品・商慣習の違いはあれど、社長の仕事の80%は業種業界問わずみな同じ。すなわち「経営の原理原則」を身につけることである。“伝説の外資トップ”と呼ばれた著者が20年以上に及ぶ経営職経験で得た知見を初めて体系化。会社を伸ばす社長・つぶす社長を決定づける「社長の仕事」実論を余すところなく説く。


・『ストーリーとしての競争戦略 Hitotsubashi Business Review Books』東洋経済新報社
2010年出版。今でこそストーリー性が重要というのは当たり前に考えるようになったものの、そのすべての始まりはこの本が当たり前にしたといってもいいほどの名著。


・『ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか』NHK出版
2014年出版。ペイパル・マフィアの雄、ピーター・ティールが、母校スタンフォード大学で行った起業講義録。ビジネスモデルを構築するには何をどうすればよいかのヒントが書かれている1冊。


・『Think Simple ―アップルを生みだす熱狂的哲学』 NHK出版
2012年出版。
ジョブズがいた時代のアップルがどのようにして地位を築いてきたかが、具体的なエピソードとともに描かれている一冊。


・『不格好経営』日経BP
2013年出版。DeNAの創業者である”南場智子”さんの1冊。
マッキンゼー→ハーバードMBAを経た超一流でスマートな経歴の著者がいざ自分で経営するとなると、とても泥臭く不格好だったかが赤裸々に書いてある1冊。


6.人材・組織に関する本(6選)

・『トヨタの現場力 生産性を上げる組織マネジメント』KADOKAWA
2017年出版。「トヨタ式」で有名なトヨタがいかに組織として、生産性をあげているかが書かれた本。自社で生産を行っているブランドにとっては、一度は読んでおきたい1冊。タムさんもおすすめの1冊。


・『 ピクサー流 創造するちから』ダイヤモンド社
2014年出版。
『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』『ニモ』『カーズ』といった名作を次々に製作してきたピクサーの創設者でもある著者が映画制作の現場で学んだ体験や、ピクサー流アイデアの育て方、創造的組織づくりの秘密を語る1冊。


・『新版 コーチングの基本 この1冊ですべてわかる』日本実業出版社
2019年出版。日本でもここ2~3年耳にする機会が増えたコーチングについての1冊。

プロのコーチがどのような意図で対話を進め、コミュニケーションのテクニックを用いているのか、実際の対話例をもとに知ることができます。
コーチングの本は多数ありますが、ここまで網羅性と実用性を両立させたものは多くはありません。初めて学ぶ人のための入門書として、プロコーチにも役立つ実用書として、幅広くお薦めできる1冊です。


・『天才を殺す凡人 職場の人間関係に悩む、すべての人へ』日経BP
2019年出版。ワンキャリアの取締役でもあり、メディアでも最近みかける”北野唯我”さんの1冊。
人には天才・秀才・凡人の3種類がいて、それぞれがどう思っているのかについて説明されており、組織の中で相手の才能を殺さないこととはどういうことかを学べる1冊。


・『イノベーション・スキルセット~世界が求めるBTC型人材とその手引き
』大和書房

2019年出版。これからの時代イノベーションを起こすには、「ビジネス(B)」「テクノロジー(T)」「クリエイティビティ(C)」を統合したBTCが求められることを学べる1冊。時代とともに求められるスキルが変わる中で、今求められるスキルや人材を理解するにはオススメの1冊。


・『ビジネスエリートになるための 教養としての投資』ダイヤモンド社
2020年出版。
投資について右も左もわからない人が読むにはわかりやすい1冊。
なぜ投資を行うか、また投資をすることによるビジネスパーソンにとってのメリットや必要性が解説されている。


7.マインドセットに関する本(3選)

・『苦しかったときの話をしようか』 ダイヤモンド社
2019年出版。マーケティングの本でも紹介した”森岡 毅”さんの本。

彼は大学生になった我が子のために、就活・昇進・転職・起業などキャリア形成について書きためていたプライベートな文書があった。これに編集者が気づいて読んだところ、激しく感動。一般に向けて出版されることとなった。就活する前に自分の軸を決めること、そのためには自分の好きなことを発見し、磨いていくこと、社会では自分のブランドを構築するために努力することなど、就活生のみならず、ベテランの社会人が読んでも実に面白い内容になっている。また、タイトルにもなった第5章、我が子への愛が溢れる第6章の怒涛の展開は読む者の心を激しく揺さぶる。社会人として生きることに勇気が湧いてくる作品である。


・『嫌われる勇気』ダイヤモンド社
2013年出版。国内で200万部を超えるベストセラーとなった本。

世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。
「トラウマ」の存在を否定したうえで、「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」と断言し、対人関係を改善していくための具体的な方策を提示していくアドラー心理学は、現代の日本にこそ必要な思想だと思われます。


・『ストレングス・リーダーシップ―さあ、リーダーの才能に目覚めよう』日本経済新聞出版
2013年出版。
自分の強みを理解し、それをどう活かしていくが解説されています。
本を買うことで受けられるテストで自分の強みを5つ知ることができる。
また、時代や置かれる環境とともに自身の強みも変わるので、相互理解のためにもみんなで買って受けてみたくなる本。


以上35選、いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介した本は一部の本なので、紹介できなかった本もたくさんあります。もし、今後こういった本でオススメがあるか?というのを聞きたい方がいたら教えてください。

リクエストがあれば、また記事にでもします。
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