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「セカンドキャリア問題」について

今回は、格闘技のセカンドキャリアについて書いてみます。

この問題は、格闘技を問わずいろんなスポーツにいえることで、かなり昔からある問題です。

自分自身も、元プロ格闘家として業界を見渡すと、引退後の選手は、思うような職に付けない現実をたくさん見てきました。

現役選手として活動している時は、
選手は、やりたいことが出来てイキイキと輝いています。


自分の大好きな競技や種目でお金がもらえるからそれはやり甲斐があります!

そんな時は、厳しいトレーニングにも耐えれるし、勝っても負けてもまたチャレンジし続けます。


スポンサーがついて、練習に集中出来るほんの一部の選手も居ます。

しかし、現役の時は良いのですが、
引退後は、環境がガラッと変わります。

引退後は、今までそのスポーツ競技に集中していた事で社会経験不足を感じたり、格闘技以外の仕事に少し抵抗を感じます。

また、他に自分は何もできないと思うこともあるかもしれません。

その現実を直視するのです。

でも自分は、こう思います。

格闘家もスポーツ選手も

経験、

メンタルの強さ、

チャレンジ精神

目標達成する計画性、

真似るチカラ

瞬時の判断ができる直感力、

発信力

影響力

イメージ力などなど、

ビジネスに活かせる要素が満載。


しかしそれを生かせずにいる現実が、
セカンドキャリア問題に繋がると考えます。

引退後に、人生のステップアップせずに失速していては、
子供達が、その競技に憧れることができない。希望が持てない。

「昔は、プロで有名で強かったよ」なんていいたくないしね。

今が、「最高だよ」

そんな、大人になりたい。

じゃあ、どうすれば活かせるの?

自身のスポーツキャリアをビジネスに生かせば良いのです。

自分が格闘技やスポーツから学んだこと?

そこを意識してください。

置き換えれば、難しくはないです。

もしかしたら、社会経験が無くても普通には得られないマインドやスキルを身につけていることは、珍しくありません。

もっと良いのは、現役の時から、将来を見据えて勉強や経験を積み、それを活かせるように考えて競技に打ち込む。

それに、伴って大事なのは、人間力になります。引退してからは、人間力が問われます。

プロというのは、結果だけではなく、人としてのあり方や周りの人への接し方、感謝が大事なのです。

人間力がない人間は、競技を引退した瞬間に周りから、人が居なくなったり、応援者が居なくなります。

引退後、選手だったことを生かして、現役経験に全く関係のない職業に就くのも一つの選択かもしれませんが、やはり生かしてください。

それが、競技への恩返しや貢献に繋がります。

だから、自分は引退後も現役の時以上にチャレンジをし続けます。

いまだに、格闘家のセカンドキャリア問題は、根本解決をしていない。

別に自分はいけるからと、見過ごすことは、出来るかもしれない。

自分は、向き合いたい。

自分が100店舗を目指しているのは、
儲けたい、事業の拡大だけが目的ではなく、
格闘技フィットネスの素晴らしさをたくさんの顧客に届けるためです。

そして、各地域にキックボクシングフィットネスの価値を広めます。

それは、地域の人や社会に必要とされて出店するという意味です。

その結果、格闘家が引退後に自分のキャリアを生かし生活ができるやり甲斐のある仕事ができるという結果に繋がります。

たくさんの雇用を生み出すには、格闘家やアスリートのセカンドキャリアの問題解決と連動したビジネスをしなければなりません。

だから、その数字のわかりやすい指標が100というだけで、細かいこだわりはありません。

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