スタイリストが夏に「浴衣」をゴリ押ししたいワケ。


夏になると、服装シンプルになって変わり映えしない、、
と思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

男性ならTシャツ短パンになりがち。
女性もついつい涼しさ重視でシンプルになりがち。

シンプルな服装に小物やアクセサリーで素敵に仕上げるのも楽しいけれど、それだけだとレパートリーに欠ける。

私もつい最近、似たような服装ばかりしていることにハッとしまして、、
そこで着ちゃいました、浴衣!!!

普段着に着るのなんて、めんどくさい!!!
と思っていましたが、たまにのお出かけくらいなら頑張れそう。笑

着てみて思ったのが、
コロナ蔓延している弊害って本当にいろんなところに出ていますが、

浴衣を着る動機がなくなった!

というのもひとつあるな!と。

私自身、それまでは夏祭りやら花火大会やらで毎年2回くらいは浴衣を着ていたのに、
めっきりその機会がなくなってしまっていたんです。

着ないなら着ないでいられるけど、
夏を感じるのにも、そして日本人の体型などの観点からしても、素晴らしいアイテムだと久々に着てみて思ったわけです。

そこで今回はスタイリストが大人にこそ浴衣をゴリ押ししたい理由をお伝えします^ ^

大人が恥ずかしくなく、色を取り入れられる

普段着ではトーンが抑えられたお洋服を選ぶことが多い日本人ですが、
たまに色物を着てみると心が明るくなるのも事実。
普段着で派手な色を着るにはちょっと、、

という方でも、ネイビーの浴衣に赤紫の帯であったり、柄部分だけに色を取り入れてみたり。
大人でも色や柄が取り入れやすいのが、和服です。
トーンも抑えられたものが多いのも着やすいポイント!
最近は和装で街を歩く人も増えてきている印象なので、ぜひトライしてみて欲しいです^ ^

化学繊維でもわかりにくい!低コストで素敵になれる!

冬の着物はどうしても、化学繊維と絹の差がわかりやすいものの、
実際比較してみたんですが、夏の着物だと薄くて分かりにくいんですよね。
浴衣もあまりにもツルツルなものは避けつつ、
薄い化繊でもOK🙆‍♀️
しかも訪問着などよりずっと付属品も少なくて済むので、夏こそ和服に挑戦しやすいのです!

日本人体型にも、お腹周りが気になってきた人にもおすすめ!!

洋服は洋服というくらいですから西洋人が自分達に合うように作ったもの。
逆にいえば、日本人が日本人に合う形で作ったのが和服なんですよね!
寸胴の方が綺麗に着られるし、脚や腕の短さ太さだって気になりません。少しお腹が出ていたって悪目立ちしないのが和服!

そう、和服って大人になって、ちょっとふくよかになっても本当に素敵にみえる服
なんです!!
最近和服の方を沢山見られる機会があったのですが、普段洋服ばかり見ている私からすると
こんな体型カバーが自然にできて素敵な雰囲気がまとえる和服って画期的!!!
と感動したのです。

体型を気になさる方からも結構ご相談いただくので日々カバーしながら活かす服装を模索しているだけに、これに行き着いた時には嬉しかった!笑

女性は浴衣を着ると何割り増しか美人に見える、なんて言いますが、男性も然り。
甚兵衛ではなく、浴衣というのがポイントです。

大人にこそおすすめしたい浴衣のお話でした!
この夏はちょっとしたお出かけに浴衣を着てみては^ ^

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