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こんにちは。お洋服大好きパーソナルスタイリストおまみです☺️

みなさんは、お雛様って毎年飾ってらっしゃいますか?
私は今朝、「はっ❣️出さなきゃ❣️」と思って急いで出しました。
…とはいえ、私は一度嫁にも出ておりますし(出戻ったけど)、
子どももいませんので、私が幼い頃から持っている雛人形です…。

お内裏様とお雛様以外は、実家に眠っています。
兄が小さい頃に紅茶パックを振り回して、
五人囃子のうちのひとりは、かわいらしい顔をしているのに、
シミだらけの顔になっていたりします笑。

ほんとに簡単にお内裏様とお雛様を出すだけなんですけど、
実は私の雛人形は、亡くなった祖母が作ってくれたものです。

あほそうに、ぽか〜んと口を開けてるのが私です笑。
顔、ぱんぱんやがな❣️母はむっちゃ美人❣️
で、なう。

後ろにCHANEL背負っちゃって、
こんな飾り方はもちろん正式ではないのはわかっているんですが、
狭いマンションで、しかも寒い玄関に並べるなんて…とも思いつつ、
3月4日の朝までは出すようにしています。

祖母→母→私。

私の服好きは、母からの影響が大きいのですが、
母は、祖母から影響を受けています。

なんていうか、お洋服に対して『頭がいい』って言うと変なんですが、
むちゃくちゃ丁寧に、そしてお洋服を長持ちさせるお手入れの仕方を
ちゃんと知っている人でした。

私が高校3年生のとき、大学受験をするために
祖母の家から受験会場に向かったことがあるんですが、
そのとき、祖母が私の3年間着た制服を「新品か?」ってぐらい
綺麗にアイロンをかけてくれたんですよね。

この方法は、私も祖母から教わっていたんですが、
本人がすると、比にならないぐらい綺麗でした。

それなのに…。

こんなことを書くと、私は祖母を慕っていたように思うかもしれませんが、
父の仕事の都合で、祖母とは離れて暮らしていましたので、
話す機会も少なくて、祖母との思い出は、他の従兄弟たちと比べても
私は極端に少ないです。

そんな私でしたが、浪人中だった19歳の頃、
祖母と一緒に暮らす時期がありました。
今の私の実家に、祖母が住むようになったんですよね。

それなのに、私は祖母に冷たくあたってしまって、
45歳の今も、そのことは悔やまれるし、
そのことを思い出すだけでも、私は泣いてしまいます
(もうひとつ泣くことは、18歳のときに亡くなった飼い犬を思い出すとき)。

私が今、お洋服のお仕事をしていて、
お客様から

「おまみさんは、本当に丁寧に服を扱うね」とか、
「おまみちゃんが服大好きなん、めっちゃ伝わるわ」とか、

そんなことを言っていただけるのは、
きっと祖母や母がお洋服と向き合っているのを見てきたからなのに、
「もっとおばあちゃんとお洋服の話したかったなぁ…」って、
後悔先に立たずとはまさにこのことで、今もなお悔やんでいます。

だから…というわけではないのですが、
せめて祖母が作ってくれたお雛様だけは、
毎年ちゃんと飾ろう…と思っています。

昔の祖母の写真を見ても、
やっぱりおしゃれだし、綺麗に着ているんですよね。
そして、母とそっくり笑。

祖母が着ていた服も持ってる☺️

私のクローゼットには、祖母が着ていた服もあって、
彼女が若い頃に着ていたことを思うと、
もう70年とか?それぐらい前のものですが、
綺麗な状態で着れています。

FFブランドの縫製や生地なんかと、比べ物にならないぐらい、
本当に美しいお洋服です☺️

古いお洋服は、やっぱり今のものとは違って、
丁寧に作られていて、それだけで価値を感じます。

今はものに溢れている時代ですし、
一方で母や祖母が過ごしてきた時代は、「日本はこれから」という時代。
物資も豊かではなかったからこそ、
お洋服も大事にしていた…ということも伝わってきます。

その気持ちは、今を生きる私たちも見習わなければいけないですね。


本日のコーデ♪

本日は、ちょっと80年代の少女漫画に出てくるみたいな、
そんなイメージです。すこーしケミカルウォッシュ気味です。

Tops:adidas/Salopette:Something/Shoes:Pertini/Hat:Highland

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