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【AIR RACE X】福島予選見たらなんかもう大会への愛が爆発したから一回語らせて

どうも。Umiです。
とうとう始まっちゃいました世界初の都市型XRスポーツ「AIR RACE X(エアレース エックス)」

XRを世界的なスポーツ競技として成立させるこの試み。
10/8(日)-10/13(金)の6日間にわたって予選が実施され、そして10/15(日)には渋谷で決勝ラウンドが実施されます。

AIR RACE Xってなに??って方はこちらをチェック


そして私は今日初めて福島でリアルラウンドを拝見してきました。

もうね、

頼む!13日まで予選やってるから行ける人は福島に観に行ってくれ!!!リアルラウンドとデジタルラウンド両方観た方がいい!絶対に!!

ってのが正直な感想でした。

それは改めてAIR RACE Xがいかにいろんな技術の集合体で、いかにえげつねえことを成し遂げようとしてるかってのを痛感したからで、そう感じた理由を今回3つくらいお伝えしておこうかなと思います。

テンションのまま書き殴ってますので拙文ご容赦ください。
福島現地に行けない人も、これ読んで10/15渋谷の決勝はご覧いただけたら嬉しく思います。


①飛行データの測定技術

そもそもAIR RACE Xの予選は各国の各飛行場で、リモートでの対戦となります。そして個人的に予選の一番の肝となるのが「リモート対戦時の公平性」だと思っています。(スポーツマンですから)

今回その公平性を実現してくれている一つの要素が、トークンを利用した測定技術です。

ルール詳細はこちら

これはざっくりいうと、「書き換えた記録が全て残る」というトークンの特性を活かした測量とタイムデータ提出方法です。

【予選 レース結果提出の流れ】
⚫︎予選はの6日間で7つの対戦フライトを実施
⚫︎総当たりで、対戦はどの順番で誰を指名してもOK
⚫︎各フライトの前に、各チームのみが操作できる専用のウェブサイト(チームサーバー)で希望の対戦相手を選択すると、 USBトークンが生成される

⚫︎USBトークンを機体に直接差し込んでデータを記録
⚫︎対戦フライトをすると最初の3本のランの内、最速タイムだけが記録され、RDUという計測システムによってペナルティ箇所も判定
⚫︎着陸後、USBメモリでフライトデータをダウンロードし、トークン発行から90分以内に専用のチームサーバーにアップロード
=タイム提出完了

対戦時、空気密度や気圧のハンディキャップもトークンに書き込みをされるようです。

ちなみに初日の室屋選手の結果は
・Run:66.827
・Penalty:0
・Handicap:-0.803
つまり元の計測タイムは66.827秒、ペナルティがゼロ!(やばい!すごい!)そしてハンディキャップタイムがマイナス0.803秒引かれて、結果は「65.186秒」でした。かなりの好タイムなのでは!

対戦相手のファン・ベラルデ選手はスペインでのフライトなので、おそらく日本時間の夜中かな?というところ。早くも結果が楽しみです。

各国予選のライブ配信は以下ページから視聴可能です。予選からやっぱり実況は欲しくなっちゃいますね。

普段アート作品とかではNFTの活用をよく聞いてましたが、こういう使い方もできるんだなあ、としみじみ。


②機体の開発技術

実は世界各国の選手に「自分以外の選手の機体をもらえるとしたら誰のがいい?」という質問をした際、全員が室屋選手の愛機を挙げるほど、LEXUS技術チームが作り上げる飛行機は精度が高いそうです。

基本的には機体の重さや空気抵抗がスピードの鍵を握りますが、とにかく彼らはその空力(くうりき)をいかに最大限活かすのかを研究しています。

機体と室屋さんご自身の重さを規程ギリギリまで減らしてるもんだから、「あと変えるところと言えば塗装くらい」と聞いたときは思わず笑ってしまいましたが、

でも決してそれ冗談なんかではなくて、少しでも空気抵抗を減らすために、室屋さんの機体は基本、重ね塗りしない、機体デザインは全て1色ずつ隣り合わせで塗り分けていて、ステッカーも極めて薄いものにしているそうです。

F1とかめちゃくちゃロゴとかベタベタステッカーも貼ってるイメージあったのですが、車と飛行機とでは空力の感度(抵抗値)が1桁以上違うようで、数字にしたらほんのミリ単位の話ですが、その繊細さにびっくりしました。

(ここでは詳細記載を避けますが)他にももちろんたくさんの工夫がありましたし、福島では毎フライト、結果のデータを照会しながら室屋さんと技術チームがディスカッションしている姿を拝見することができました。

いい景色だなあ、、そしてこの機体をSTYLY上で3Dモデルで再現してるの、普通にテンション上がる、、!
と思いました。


③パイロットの操縦技術


これは言わずもがな かもしれませんが、やはり室屋選手がとにもかくにも只者ではないです(何様だ森逸崎、って話は置いておいて)

今回渋谷の街に合わせたコースを各国で飛んでもらってるわけですが、室屋さんの機体は室屋さんの体ぴったりに作られていて頭上3cmしか余裕がない。首も回せない。視界は横幅ほんの数十cmくらい。
普通に「何見て飛んでんのこの人!?」と思いました。

聞くところによるとどうやら事前のイメトレで、自分が何秒でハンドルを切り、どう旋回するのかなど細かにシミュレーションしているそうで、
しかも飛んでいる時はあまり考えずに、ほとんど反射で操作しているとのこと。

1秒で100m進んじゃうからわからんでもないですが、それでペナルティゼロって普通に凄すぎる。(ルールページ見てほしいですがめちゃくちゃペナルティ対象多い)

やっぱりプロだなあ、と思いましたし、彼らが発起人となって「また飛びたい」「エアレースの素晴らしさをもっと多くの人に伝えたい」ってなったのはとても自然なことだと思ったし、私自身そうしたいなあと思いました。

ちなみに室屋選手本人の凄さだったり人生的な紆余曲折だったりの話は、実は10/9(月)23:15-放映予定のテレビ朝日「激レアさんを連れてきた」にてたっぷり楽しめるのでぜひご覧ください!!!!(本当見てね!!!素敵だから!)

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まあそんなこんなで
①飛行データの測定技術
②機体の開発技術
③パイロットの操縦技術

を福島現地で感じて「改めてAIR RACE Xってなんかものすごいことを成し遂げようとしてるのでは」と思いましたし、
これをSTYLY上で表現すること自体が本当にチャレンジングでしびれました。

これまで以上に10/15(日)の決勝デジタルラウンドが楽しみです!!

予選は10/13(金)まで実施中ですので行ける方はぜひ行って「ふくしまスカイパーク」で観戦してください!特に事前予約は不要です。

予選結果は随時公式サイトへUPされるのでぜひチェックをば

何時に飛ぶのか?は天候と相談しながらなので、LEXUSパスファインダーのX(Twitter)をチェックするのがおそらく一番早くて正確です。

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最後にはなりますが渋谷決勝の観戦方法はこちら!

■AIR RACE X観戦方法
①有料観戦会場:渋谷QWS ※要チケット
・PICO4Eでの観戦
・スマートフォン/タブレットでの観戦
・会場モニターでの視聴

②無料会場:渋谷PARCO+クラウドファンディングにて確定する場所
・スマートフォン/タブレットでの観戦
・会場モニターでの視聴

③オンライン
・公式サイトライブ配信:https://www.airracex.com/JP/shibuya2023/
・公式YouTubeライブ配信:https://www.youtube.com/@AIRRACEX

観戦方法詳細はこちら


次は推し選手についてでも語ろうかな!!!

それではまた!!