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使わない勉強の静かなるかっこよさ

こんにちは。すいです。

最近、猛烈に思ったことがあります。
人生で一度も真剣に勉強と向き合ったことがない!

こんなことを言ってしまったら、引かれるのではないかと思い、何となく普段は"勉強と向き合ったことがあります"というフリをして過ごしているけれど、ボロが出てしまうことも多い。

学生の頃、よく「勉強なんて何の意味があるんだ」と、言っている人たちが多かったような印象がありますが、私の予想だと、そう言っている人たちこそ、しっかりと勉強をしていたと思う。偉い。
むしろ私は、"勉強はきっと大事なことなんだ"という意識をはっきりと感じていたにも関わらず、サボっていました。気づけていたのなら、もっと大事にしておいてほしかったです。

勉強が日々や仕事の役に立つことがあるのは大前提として、学生の頃に習ったっきりになっているものも多い。因数分解や、小数点の割り算など。ただ私は、それらこそが勉強の静かなかっこよさだと思っています。
一生使う機会がない知識こそ、持っているだけでかっこいい。因数分解も、小数点の割り算も、普段は一見使っていないように見えるけれど、どこかでそれらを学んだことがあるという、知識の貫禄がチラつく瞬間がある。私はその瞬間を、何度も目撃してきました。そのたびに、「かっこいい〜!!!」と、胸がぎゅっとなります。

後は、元素記号もそう。あの一覧をすべて記憶している人の、かっこよさ。
ついこの間も、職場で元素記号の話になったのですが、"水兵リーベぼくの船"という覚え方は覚えていたにも関わらず、それらが何の元素記号なのかが全く出てこなくて、本当にショックでした。

確かに、習った記憶はあるのに!ここに、あるのに!元素記号の表を初めて見たときの、これを覚えただけで科学者にでもなれたかのような気持ち、もう一度思い出したいです。

今からすべての勉強を始めるのは難しいかもしれないけれど、まずは数学が算数だった頃から少しずつ、何かしらの式くらいは今年中に覚えられたら良いなと思います。いつか、因数分解も取り戻すので、見ていてください!

勉強をしていた、している、すべての皆さん、大見習いさせていただきます!

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