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「折々のことば」に想うこと

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朝日新聞朝刊の鷲田清一さんの「折々のことば」。毎日読むのが楽しみです。そこには、「ハッとすることば」があるから。 感じたことや考えたことを書いていきます。
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#折々のことば

自分の足で立ってゆく #200623

前職のメンバーと、久しぶりに話をした。 退職前の1ヶ月くらいに引き継ぎをした彼。 ちょう…

「評価されるため」の恥ずかしさ #200529

今でも忘れられない。 小学生の頃から読書感想文を書くのが好きで 夏やすみには、それはもう…

「常識になる」という達成 #200617

志村けんさんのことば。 常識あってこその面白さ。 あたらしいことを常識にしていく面白さ…

和集合が集合全体となるような部分集合の集合 #200414

ナゾナゾのようなタイトルは、 「被覆(ひふく)」のWikipediaページに載っていた言葉。 安全…

謙虚さが足りない #190824

4月から茶道を習い始めた。完全な初心者コースで、触れてみる程度ではあるが、毎週の楽しみに…

人生はのろさにあれ #190822

スピードや効率を求めたほうが良いものもある。しかし、必ずしもすべてがそうではない。 人生…

相手との向き合い方は自分のあり方 #190820

向き合うって何だろう。反対は、逃げる? 人との向き合い方という表現をする。相手に対して、自分はどう"ある"か。自分のあり方。 梨木さんの言葉は「対応」。相手の目を見ると信用を感じさせると言うが、ここで意図されているのは、自分自身のあり方だと感じた。正面切って闘うことが、自分であることの始まりというような。 今読んでいる岡本太郎さんの『自分の中に孤独を抱け』の中に、「ぼくたちは闘うために生きている」という章がある。 ぼくはいつも、八方に向かって問題をぶっつけていき

枠の外に出る勇気 #190819

「習慣」とは、無意識でくりかえしていることだ。無意識に意識的でなければ、同じ「習慣」の中…

思いやるから、一緒にいたい #190818

小さい頃『ないた赤おに』があまり好きではなかった。かなしい気持ちになるからだ。青鬼が素晴…

女だから、女だけ、なのか #190817

朝ドラ「なつぞら」で、主人公のなつが産休明けに正社員として復帰することを勝ちとった。その…

思考停止と無責任と、わけのわからない怒り #190816

「わけのわからない怒り」は、支配されていた自分(たち)に向けたものなのではないかと思っ…

人間を測定するとは #190815

人を紹介するとき、どんな要素があれば十分と言えるのだろう。 外見? 性格? 個性と呼べるよ…

「まだ悲しい」ということ #190810

「悲しみは時が癒してくれる」と思ってきた。ごはんが喉を通らないくらい悲しいことがあっても…

困っていることは何かという視点 #190802

「今いちばん、何に困ってる?」 そう聴いてもらえて、救われたことがある。 自分を否定しまくって、周りの人が怖くて、未来なんてないんじゃないかと思っていた頃。「あ、わたしは困ってるんだ」とハッとして、どうしようもなく駄目な訳じゃないかもしれないと思えたのだ。 「困った子」だった(と自分で思い込んでいた)私を、「困っている子」にしてくれたのだ。 それからは、悩みを相談してもらったり、しんどそうな友人や仲間がいたら、「何に困ってる?」と訊いている気がする。 * 大人もそれぞ