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心が動いた記憶

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日々感じたことを言葉にして表現する練習。心が動いたことを、そのままにしないように、書きたいことを書きます。
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2019年7月の記事一覧

#30 このままじゃ駄目だよなあと思うこと

#30 このままじゃ駄目だよなあと思うこと

「そういうところが責任感がない」
と言われた。

頼まれていたことを忘れた。
それはとても大事なことだった。
忘れたが、今考えても大事なことだ。
つい、忘れてしまったのだが
それは本来忘れてはならないことだった。

特に家族との間で、
こういう失敗を何度もしてきた。

「人の話をいい加減に聞いている。」
結果として忘れたのだから、
その通りだ。

一度起こったことについては
次から忘れないように方

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#29 ちゃんとする、という縛り

#29 ちゃんとする、という縛り

ちゃんとしなければいけない、
という前提。
それは、行動や思考をストップさせる。

「ちゃんとしよう」という注意喚起なら
危機を救ってくれるが、
私の場合は
「ちゃんとしなければならない」になる。

ちゃんとしていなければ
人が離れていく、人として認められない。

高校生以降の体験から、
そんなことはない場面を
目にしてきているのに
こべりついて離れない。
「ちゃんとしなければならない」縛り。

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#28 「〜された」は、自分から働きかけられること

#28 「〜された」は、自分から働きかけられること

「無視された」と思うことがあった。
「ないがしろにされた」と思った。

事実、起こったことは
仕事における私の提案について、
返事がないままに
その人が他の提案をしたというだけだ。

私の提案を無視したのかは、
分からない。
内容を見て、別の方が良いと思ったのか
もともと別の提案を考えていたのか。

いずれにせよ、無視したという
エビデンスはない。

さらに、「ないがしろに」したかは
もっと分から

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#27 懐かしいと感じる場所にあったもの

#27 懐かしいと感じる場所にあったもの

学生時代に多くの時間を過ごした
場所に行ってきた。

日替わりで店長が変わる飲食店。
来月5日で、8年目にして閉店する。

今日の店長は、京丹後市に移住して
農業をしている先輩。
ランチは、オーガニック野菜カレー。

立ち上げ当初、
まだ店長さんが少ない頃から
東北の食材を使って
お店を出してくれていた先輩。

その場所がなくなることに
驚き、残念だと思っているだろう人。

だから、話したかった。

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#26 非日常を提供する、とは

#26 非日常を提供する、とは

非日常。
それは、その人の日常によって決まる。

今日の私にとっての非日常は、
空港に行くことだった。

それだけで、とても面白かったのだ。

朝から関空へ。
3年ぶりに飛行機に乗る。

とにかく見るもの全てに
テンションがあがっている。
大きく見える飛行機。
チェックイン。

仁川空港に着いたら、
関西弁でアナウンス。
おおきに、って言ってる。
チェジュ航空のおもてなし。
エンターテイメント。

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#25 話せば、新しいことは動き出す

#25 話せば、新しいことは動き出す

スターバックスで大学生男子2人が
(のちに同い年の3回生と4回生と知る)
隣の席でこんな会話をしていた。

就職活動を頑張っている3回生男子が
4回生男子に、
9月に主催するイベントの相談を始めた。

「ええやん」をひたすら言った後、
自分の経験を話しながら、
もっとこうしたら、こうなるかも
とアイデアを足していく4回生。

初めに3回生が想定していた規模が、
どんどん大きくなり
内容が濃くなって

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#24 相手理解の先に、自分を表現する練習

#24 相手理解の先に、自分を表現する練習

言葉が出てこないこと、がある。
質問をもらっているのに
答えのようなものはあるのに
反応することを辞めている状態。

いわゆる、フリーズ。

特にこの1年くらい、
たくさん指摘してもらってきた。

昨日もセッションの途中で、
「そこで意見を引っ込めるから
話し合いにならない」、と。

起きていることの構図は、こんな感じ。

①相手の想い・意見を聴く。

②私は、すこし違和感を感じる。

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#23 なぜ? は価値観を描きだす

#23 なぜ? は価値観を描きだす

「なぜ、その分野に興味があるのですか」
「なぜ、その会社で働いていたのですか」
「なぜ、今の状況なのですか」

今日は、「なぜ」をたくさん聴かれ、
理由をたくさん話した。
ある会社の「会社見学」で。

新卒での就活の際に、
とても行きたいと思っていた会社だ。

会ってくださった方は、
新卒入社で9年目。
京都支社の立ち上げをされ、
新しい拠点の開拓に携わっている方。

開口一番、
「なぜ、うちを知

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#22 質問は、想いを言葉にする機会を生む

#22 質問は、想いを言葉にする機会を生む

先日、オーストラリアの友人と
話して感じたことを書いた。

彼から、
今日こんなメッセージが届いた。

私たちの会話を振り返っています。あなたは私に多くの重要な質問をしました私はあなたに会えてとても幸せでした"What is your dream?""Why is that your dream?""What is your theme for this year?"

確かに、私は聴きたい

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#21 こうしたら良い「かも」が良くする原石

#21 こうしたら良い「かも」が良くする原石

「ここが良くない」
「こんなリスクがある」
と言っている人の頭の中には、
「こうしたら良いかも」くらいには
アイデアがあるのではないか。

ある物事について
批判が飛び交っているとき、
その内容をよく聴いていくと
その人なりの「こうしたい」や
「こうしたら良い」が
見え隠れしていると感じるのだ。

まだ「こうしたら良い」までの
確証や自信はなくて、
「こうしたい」ほどの意志もないけれど、
確かにあ

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#20 疲れきってしまわないように

#20 疲れきってしまわないように

2年半過ごした会社の最終出勤日。

会社の最寄り駅から
歩きながら涙が溢れてきた。
その道、その景色に、
たくさんの思い出があって
急にさみしくなったから。

あの人とのあの会話、
あの日の自分の気持ち。
蘇ってくると際限がなくて、
こんなに憶えているものかと
いつものことながら驚いた。

京都から加古川へ約1年半通った。
在宅勤務もさせてもらったから、
毎日ではないけれど
学生時代には旅行でしか

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#19 拙い英語で3時間話すと中心の想いが見えた

#19 拙い英語で3時間話すと中心の想いが見えた

英語超苦手な私が、
英語が話せる人のような気分に
してくれる友人がいる。

大学生の頃、通っていたカフェの
常連だったオーストラリア人の男性。
彼は、弁護士として
日本支社で働いていて、大阪に住んでいた。
京都の隅っこのカフェまで通うなんて
アクティブな人だなあと思っていた。

もう、7年も前になる。
当時から私は英語が大の苦手。
話すことは楽しいけれど、
単語も文法も、からっきし。
とにかく、英

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#18 近くにいる人への愛情

#18 近くにいる人への愛情

悩みや愚痴を聴いたとき、
どうすれば相手が吐き出すだけでなく
自分自身を見つめたり
何かに気づいたりできるだろう。

以前、会社のプロジェクトで
「問い」について学んでいたことがある。

その参加メンバーに、40代の女性
(成人と中学生の母親で1歳児の祖母)
がいる。

彼女は、私の職場での母のような人。
いろんな人から話を聴く立場に
なりやすいという共通点があった。

だから、よく二人して
冒頭

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#17 無自覚に、自分にうそをついていると苦しい

#17 無自覚に、自分にうそをついていると苦しい

昨年末から4月くらいまで、
体重が5kgくらい減った。
誰に会っても「痩せたねえ」と言われる。
褒め言葉ではなく、心配の気持ちで。

原因は、食べていないことだった。
気づいたときには、
とても食が細くなっていて、
自分では食べているつもりだったけれど
格段に食べる量が減っていた。

ストレスで食べるすぎることはあっても
ごはんが喉を通らない、なんて
今までほとんどなかったから
実感もなくて、怖か

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