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#1 弱さ、とは何か

自分と向き合うこと。
自分の弱さを認めること。

そんなこと、
私には出来るわけないと思ってきた。

みんな、弱さを隠して生きているんだ。
弱さは隠すものだ。

こっそり努力した人が、すごい人なんだ。
私には、そんな継続力はない。

そう思っていた。

なんて、凝りかたまった考えだろう。
書いてみたたら、笑える。

友人や後輩や、大切な人たちには、
「たくさんの可能性や選択肢がある」
と信じて、そう伝えてきたのに。

自分への根本的な自信のなさは、
私が私に対して、
凝りかたまった見方を
していたからだった。

ある意味で楽をして。
ある意味では無駄に苦しんで。

私は私を、育てようとしていなかった。

そんな私に、
最近できるようになったことがある。

人の話を最後まで聴かずに、
自分の中で妄想をふくらませて、
相手のことを分かったように
会話することを辞めたこと。

何度も
「今のは、こういうことですか?」と、
相手の意図を正確に理解するために
質問をするようになった。
相手に集中するようになった。

ほんの少しずつだけれど
「1 言えば5 分かる、賢い私」という
鎧を捨てている最中。

それは、身体も心も
やわらかく、
しなやかにすることだった。

一時的に痛みは伴うけれど、
一歩一歩は進んでいるという実感が嬉しい。

ほぼ日の「今日のダーリン」に、
こんな言葉がならんでいた。

こちらが身をやわらかくして接すると、わくわくさせるような「おもしろみ」を見せてくれる。「わかる」とか「わからない」ということに因われて、親しくなれなかったことが、もったいなかったと思う。
「ほぼ日の学校」に集まっている方々は、おそらく、そのテーマを専門的に学んできた人ではない。好きだったとか、興味がある、少し読んでいたというくらいの軽さでやってきた人たちだ。なんとものびのびと、なおかつ真剣に古典をたのしんでいる姿は、見ていても気持ちがいい。

当面の私の目標。
いつも、わたしでありたい。

のびのびと、
なおかつ真剣にたのしんでいれば、
近くの誰かに気持ちよさを
味わってもらえるかもしれないのだから。


photo:
2018年ゴールデンウィーク。友人が撮ってくれた足元。お気に入りの赤い靴。奈良の素敵なカフェ「くるみの木」にて。

#弱さ #Mindset #ほぼ日 #今日のダーリン

サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。