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#21 こうしたら良い「かも」が良くする原石

「ここが良くない」
「こんなリスクがある」
と言っている人の頭の中には、
「こうしたら良いかも」くらいには
アイデアがある
のではないか。

ある物事について
批判が飛び交っているとき、
その内容をよく聴いていくと
その人なりの「こうしたい」や
「こうしたら良い」が
見え隠れしていると感じるのだ。

まだ「こうしたら良い」までの
確証や自信はなくて、
「こうしたい」ほどの意志もないけれど、
確かにある「かも」レベルのアイデア

それは、物事を良くしていくための
確かな原石
だと思う。

「これって、こうかも」
「こうしたら良いかも」
というような「かも」が溢れる場こそ
良い時間なのではないだろうか。

人が「かも」を言わないときとは、
どんなときだろう。

「言ったら馬鹿にされそう」
「深掘りされて答えられず恥をかきそう」
というような妄想が働くとき。
「どうせ言っても誰かの一声で決まる」
「誰もより良くしようとしていない」
というような諦めがあるとき。

それらの妄想や諦めがあるのは
きっと普通のことで、
だからこそ、
「かも」を言い出すことが始まりだと思う。

たくさんアイデアを喋って
それらが繋がって
あたらしいものが生まれて
物事が進んでいくのが
たまらなく好きだから、
まずは、ちいさなアイデアも
言葉にして伝えていきたい。


photo by 写ルンです│
鳥が、風を使って高く飛び上がる美しさに、はっとした。自分で羽を動かすことばかりが、飛ぶことではないのだと。東京と埼玉の間、浮間公園で。

サポートいただき、ありがとうございます! 有料noteを読んで、学びにして、また書きたいと思っています。