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所さんに学んだ「自分軸」「他人軸」

ここ数年よく言われます
「自分軸で生きよう」
「他人軸で生きるな」
この言葉にモヤモヤを感じながら生きていた私ですが、先日テレビで所ジョージさんが言っていた言葉で少し霧が晴れました。

「自分軸で生きる」とは

「自分軸で生きる」とは、自分がやりたいことをやる、自分が好きなことをする、ということと理解しています。対して「他人軸で生きる」とは、誰かのためにそうする、誰かが喜んでくれるなら自分を犠牲にする、ということでしょうか。

もちろん自分の人生なので、自分がやりたいこと好きなことをするのが大切です。誰かの犠牲になる必要はないですよね。
私がなぜモヤモヤしていたかというと、この「他人軸で生きる」と「人から認められる」がごちゃごちゃになっていたのだと思います。

私は人から認められることに喜びを感じます。
「承認欲求」というものでしょうか、それが強いのかもしれません。
承認欲求が強いのは良くないと言われます。
人から認められなくてもいいじゃないか、自分で自分を認めてあげることが大事だと。
でもそれでは満足できないのです、独りよがりになってしまっているだけの気がして。
「人を喜ばせたい」は良いことのように扱われて、「人から認められたい」は承認欲求だ、良くないことだ、とされるのが分からない。何が違うのか。

アドラーの心理学でも承認欲求は不要であると言います。
「嫌われる勇気」「幸せになる勇気」を読んだときは、少しわかったような気にもなりましたが、結局モヤモヤが残ったのはそこだったのだろうと思います。

モヤモヤが晴れた所ジョージさんの言葉

先日、日本テレビの「世界一受けたい授業」で所ジョージさんが話していたのをたまたま聞いて衝撃を受けました。

「俺の人生の目標は「いい人」になること。
 自分の人生は自分からは見えない。だから周りの人から見られたときに良 
 いものでありたい。「あいつ役に立つな」と思われたいんだよね」

言葉はうろ覚えですが、こんな感じの内容でした。
一見「他人軸」かのような生き方ですが、それを自分がやりたいこととして堂々と言えるのだから間違いなく「自分軸」で生きておられるのでしょう。

あぁこれでいいんだ、とスッと心に入ってきました。
自分がこうしたいと思ってしていれば、それは自分軸で生きているということなのだろうと。無理やり「これは自分軸で行動しているか」なんて考えなくていいんだと。

結局、自分が満足できるかどうか、それでいいんだと思った話でした。

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