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君が望んでる明日へ

「笑ったその瞬間(ばしょ)をいつまでも忘れずに」
そうはやしくんが歌ってから1年が経ちました。
宇宙Sixができて2年、They武道ができてから10年だそうです。

思いついたままに、ずっと吐き出せなかった気持ちです。やっぱり去って行った側だったからあんまり言えなかった。

宇宙Sixができた時、すっごくすっごく悲しい反面少し期待もあったことを思い出した。あのふたりが新しい風を吹き込んでくれること、4人が絶対に選ばないようなことも選択肢として増えてくるんじゃないかなって。
3人でなくなることが嫌そうだったはやしくんが1番ふたりのことを考えてたの、今考えてもやっぱり面白いよね。はやしくんを不器用な人間だとわたしは思ってるけど、不器用なりに宇宙Sixのこと考えてたんだよね、きっと。

脱退の話が出た時、何度も読みすぎて擦り切れた紙面での一言を思い出したんだ。

「迷った時は笑顔の多い方を選べばいい」

そんなこと言ってた人のする選択だとは思えなかったし思いたくなかった。だってそんな選択をしたら悲しい顔をする人の方が多いに決まっている。事実、10数年隣で手を繋いできた人のことだって泣かしている。わたしは今でもこれを許してないよ、脱退よりもなによりもして欲しくなかったことだもん。

はやしくんが宇宙を抜けて少しして、わたしは新しい存在を見つけた。それってやっぱりタイミングで、はやしくんが今の状況になってなかったらきっと見つけられてない。今のはやしくんが魅せられないものを魅せてくれる新しい存在、彼がいなかったらきっとこの夏乗り越えられてなかっただろうなあ。
アイドルのはやしくんが好きだった。もちろん演技も好きだったけどそれはアイドル・林翔太のコンテンツのひとつなわけで、わたしは歌やダンスというコンテンツだってもっと見てたかった。ミュージカルだったら全てできる?そういうことじゃないくらいきっと自分だって分かってるくせにね。

林翔太(宇宙Six)から林翔太(ジャニーズJr.)になったこの夏、わたしは小さな劇場ではやしくんを見た。でもそこに立っているのは役に入っているはやしくんで、ディックでありはやしくんじゃない。カーテンコールで照れた顔をして出てきたはやしくんは確かにわたしがよく知っているはやしくんだったけど、その時感じたんだ、「あぁ、もうわたしが求めてたはやしくんの姿ってこの数分しか見れないのかな」って。
結局夏の舞台は友だちが誘ってくれた一公演しか行かなかったし、単純にスケジュールの問題もあったけど冬の舞台は申し込みすらしなかった。そして来年の春は来ない(概念としての話)。私の見たいはやしくんは当分、いやこの先一生見れないのかもしれない。

こんなんだったらいっそ最後にアイドルをしてこの世界をそっと去ってくれても良かったのではないかと最近思ったりもするけど、わがままだから、この世界でこの事務所にいて欲しい。多分人付き合いの苦手なはやしくんは自分でうまくお仕事を掴むのは向いてないと思うから、今の場所で与えられたお仕事をしっかりやり抜いて欲しいな。はやしくんの代名詞となった少し時代遅れのお手紙だって、人付き合いが苦手だからこそ手に入れた方法だったんだろね、きっと。

夢見たこと言うとやっぱりTDCに立つはやしくん、6人の宇宙Sixが見たかったな〜。頑張ってアクスタ手に入れたかったし、うちわ持ちたかったし、デジチケでみんなでぎゃーぎゃー言いたかった(笑)

最後にっていうのもなんだけど、とりあえず歌舞伎のDVDは買おうと思ってるよ。カンパニーが大好きだし、春のはやしくんはとっても綺麗だから。 今年は時の架け橋がとても好きでした。

https://youtu.be/g54EMSxVDvg

最後って言ったけどこれからもはやしくんが出る現場で、見たいものは観に行きたいと思ってます。担降りしたの?って聞かれるけど、そういうことじゃなくって、優先順位が低くなったってはなしなだけ。

はやしくんが、望んでる明日へ向かえますように。1年前にそう歌ったあなたを今でも信じてます。

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