見出し画像

花組さんと赤穂義士たちに想いを馳せた日


みなさん、12月といえば、
クリスマス、年末、それもそうですが、

忠臣蔵ですよね。殿中ですよね。

12月14日は忠臣蔵の日ですよね。


ということで、行って参りました泉岳寺。

泉岳寺山門


泉岳寺といえば、赤穂義士たちの墓地があることで知られています。

そもそも赤穂義士とは?忠臣蔵とは?
元禄14年、江戸城・松之大廊下で赤穂藩主浅野内匠頭が、吉良上野介に斬りかかったことが発端です。
場所柄をわきまえず、刀を抜いた内匠頭に時の将軍、徳川家綱が激怒し、内匠頭は即日切腹を命じられます。
さらに赤穂藩の領地も没収。
内匠頭が吉良に斬りかかった理由は諸説ありとされていますが、綱吉から吉良へのお咎めはなかったそうです。
浅野家の家臣たちは、内匠頭のみに刑が処せられたことに反発。筆頭家老の大石内蔵助以下47名は、元禄15年に吉良邸に侵入し、吉良上野介を討ち取りました。
47名の義士たちは、吉良邸から引き上げたあと、吉良の首を内匠頭の墓前に供え、幕府に吉良邸への討ち入りを報告、幕府の指示に従って全員切腹しました。

47名の義士たちのお殿様への深い忠誠心、何度も苦境に立たされましたが、悲願の仇討ちを果たした彼らの姿に心動かされる日本人は多いのです。それゆえ、昔から小説やドラマ、舞台の題材とされることが多い忠臣蔵。

私の歴代の推したちも何度か忠臣蔵を題材とした舞台作品に出演しており、勝手に赤穂浪士たちにはお世話になっておりました。

現在は、宝塚歌劇団の花組が、忠臣蔵を題材とした作品を宝塚劇場で上演中。1月からは東京でも上演されます。

非常にお世話になっている(勝手に)ので、いつか忠臣蔵ゆかりの地、泉岳寺には行ってみたかったのです。

山門を入ってすぐのところには、筆頭家老、大石内蔵助の立派な像があります。


すっかり冬が深まってきた東京都内ですが、境内は紅葉で彩られていて癒されました。

本堂

本堂には大石内蔵助の守り本尊である摩利支天(まりしそんてん)が納められています。

勝守と聖乃あすかさん演じるタクミノカミ


泉岳寺で購入できる勝守

摩利支尊天(まりしそんてん)は元々インドの神様で、念じれば一切の災いから逃れるとして古くから武士たちに信仰されていたそうです。大石内蔵助は討ち入りの際にまげの中に摩利支尊天(まりしそんてん)を納めていて、見事目的を果たしたらしい。そんなこんなにあやかったお守りです。

境内の左側に赤穂義士の墓所に繋がる道があります。

血染めの梅、血染めの石

浅野内匠頭が切腹した際に、血がかかったといわれる梅の木と石。
想像するとなかなかショッキングですが…

首洗い井戸

吉良邸から引き上げてきた義士たちはこの井戸で、討ち取ってきた吉良上野介の首を洗い、内匠頭の墓前にお供えしたということです。
これもなかなかショッキングなものが残っているなぁと思いつつ、

義士墓入り口の門を抜けたら、浅野内匠頭と義士たちのお墓があります。
こちら特に拝観料はかかりませんが、見学のみはご遠慮くださいとのことで、御供養のお線香(300円)を購入してお参りしました。

内匠頭、大石内蔵助、大石主税のお墓だけ少し大きかったです。ちゃんと一人一人の墓石にお名前が掘ってありました。

御供養の気持ちと、花組さんが千秋楽まで元禄の時代を生き抜くことができますようにお守りくださいとお願いしてきました。

いよいよ明日は宝塚の千秋楽。
どうかどうか、今度こそ全員で大千秋楽まで駆け抜けることが出来ますように。

そして明後日は、赤穂の義士が吉良邸に討ち入りした日。

悲願を果たした彼らに想いを馳せたいなと思いました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?