今更、FUNKOTの説明

数年前にあるイベントで名も知らない若い人にFUNKOTを語られたという事があり、その情報がありえんほど誤った情報すぎたっていうのがあって、いつかブログとかで自分もそもそもFUNKOTとは?という内容を書こうと思ってからさらに数年がたち、もう、いろんなとこで紹介されてるから必要ないかもしれないけどここ最近、FUNKOTに興味を持った人向けに書きます。

あくまでも私的なまとめです。間違いも結構あるかもしれません。

■FUNKOT(ファンコット)とは?

インドネシアのディスコで生まれた高速ハウス。

現在の主流のFUNKOTはBPMは180と早く、ドッタドッドタといったドラムにカウベルなどのパーカッションが特徴のビートと、エレキベースのような音色のベースライン、軽快なシンセフレーズ、ハウス、トランス、ヒップホップなどからのサンプリング(声ネタ)が多様に使われるのが特徴です。
(初期のFUNKOTはBPMも遅く、リズムも4打ちのハウスよりだった)

さらに、DOWN BEAT(ダウンビート)とよばれる曲中でBPMが変わる展開があるものも多く存在する。他のジャンルの要素を取り込みやすく、途中でダブステップやハードスタイル、ハードテック、サイケ、ハンズアップ等になる曲も多くある。

そしてほとんどの曲がブートレグリミックスであり、もはやジャンルというよりリミックススタイルと捉えたほうがいいのかもしれない。
あと華僑の人むけにMandarin(中国語曲)のRemixも多くある。

またBREAK BEATと呼ばれるFUNKOTのダウンビートの部分だけのようなBPMが遅く、Progressive Houseや最近のEDMに影響を多く受けてるようなジャンルもある。

日本では2009年頃にDJ JETBARON(高野政所)や私、JMBS(Jockie "MASTA BASS" Suama)がインターネットでみつけ互いに情報交換等をし、イベントを立ち上げ、ラジオでの紹介等で広まりはじめた。
今では新しい世代のDJ/リミキサーが現地DJとの交流を頻繁に行っておりトラックメイクのクオリティも現地に並ぶようになりはじめた。

■FUNKOTの成り立ち
元々は2000年頃にジャカルタのコタ地区のディスコでかけてた一般的なハウス、トランスなどC2 HOUSEのトラックにドッタドッドダンというインドネシア人が好むファンキービートをつけたのが始まりで(インドネシアの伝説のDJであるJockie Sputra等がはじめた等諸説あり)当時はBPMも今ほど早くなく元のトラックのBPMから年々どんどんあがっていって2009年以降ではBPM180が主流になった。BPMがあがった理由はドラッグの影響があるようで、DJでかけるときはピッチ+10%等にしていて日本でも当たり前のようピッチをあげてかけている。

■呼び方について
たまにツイッター等で「FUNKY KOTAっていつの間にFUNKOTになったんだ…」っていうのをみる。最初に答えをいうとFUNKY KOTAもFUNKOTもまったく同じものであり日本では最初からFUNKOTという呼び名も使ってた。

元々はFUNKY HOUSE KOTAと言われてたがどんどん略されてFUNKY KOTAやFUNKY HOUSEや単にFUNKYと呼ばれてたこともあったがAngkutang Kota(アンクタン コタ)というジャカルタの乗り合いバスをAnkot(アンコット)と称するようにFunky kotaをFunkotに略すようになったと言われている。

ちなみに、一般のジャカルタの人に「Funkot知ってる?」って聞いてもほとんどは知らないと返されると思う。これは、この呼び名はほぼDJだけが使っているという理由とFunkotがかかるディスコは過度なファンキーな遊び人が多く、オシャレな若者は近寄らないからというのがある。
特に日本に来ているインドネシアからの留学生等はそこそこちゃんとした良い環境の家庭で育っている人が多いから、ほぼ80%くらい知らないという答えが返さられる。
ただ、「このハウスミュージック知ってる?」って音楽を聞かせると「あー、これね(苦笑)」ってなる人は結構いるようだ。

最初にもどるが日本では最初、FUNKY KOTAという紹介をしていたがこれはFUNKOTを略さず紹介していただけで現地のDJとかではFUNKY KOTAという言い方はもうほとんどしていなくFUNKOTのほうが通じやすいので日本ではFUNKOTで呼び方統一したほうがいいかもなぁっていうことになってDJ JETBARONとJMBSが意図的にFUNKY KOTAと使わなくなったのである。

またDJ RONNY(現地のトップDJ)が提唱を始めたブチ上げ系のトラックをHARDFUNKと呼ばれたこともあったが今では洗練された近年のFUNKOT全般を指すようになっている。

■楽曲紹介
実際に聞いてみよう!

最先端の平均的なFUNKOT
https://soundcloud.com/willy_l3/willy-l3-karena-aku-cinta_alto

DownBeatがある曲
https://soundcloud.com/tolle-rmx/optionsdj_tolle-moonlight-shadow-2014-db-lj

マンダリンなFUNKOT
https://soundcloud.com/nox2/da-zhuang-wo-men-bu-yi-yang

ハードスタイル要素がはいったFUNKY HARD STYLEとよばれるFUNKOT
https://soundcloud.com/dj-nicko-m3/wild-wild-west-funky-hardstyle

I LIKE IT LOUDという曲は昔から色んな人がRemixしているアンセム的な曲。
昔のI LIKE IT LOUD
https://www.youtube.com/watch?v=EM9tYV9QGAw
近年のI LIE IT LOUD
https://soundcloud.com/fvcktah/i-like-it-loud-fatah-l3-remix-l3rmx-lbdjs-record

■FUNKOTの買い方
10年前は現地の曲をなかなか買うことも出来なくて現地DJからお古の曲をもらったりしてたけど最近では現地の曲がbandcampやBOOTHで買えるようになって来ている。またM3など同人即売会などでもDUGEM RISINGをはじめいくつかのサークルが音源を頒布している。
しかし、前の方でも書いたとおりほとんどの音源が"ある理由"があるのでいつどうなるかわからない。ま

・現地リミキサーの音源
DJ Ronnyがやってる現地の音源
https://grooveninja.bandcamp.com/

NoX2 L3の音源
https://djnox2.bandcamp.com/

Endro Chan
https://endro.booth.pm/

Joe.Kがやってる現地の人たちの音源の販売
https://joek.booth.pm/

・日本人リミキサーの音源
Aki
https://akifunkot.bandcamp.com/

Ekselsior Rec.
https://ekselsior-rec.bandcamp.com/

Baru Remixing Club
https://brc-funkot.bandcamp.com/

JMBSのオリジナル中心の音源
https://jockiemastabasssuama.bandcamp.com/

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suama(JMBS)

Jockie MASTA BASS Suamaという名義でFUNKOT(インドネシア発祥のクラブミュージック)のDJや制作をしています。 同人・個人・商業を問わずトラックを作ってきました。 自分なりに音楽活動してきて役にたつようなことや、トラックの公開をしていこうと思います。
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