DTMやってる人向け(?)Win10再インストールして学んだことまとめ。

先日、Windows10がブートエラーで立ち上がらず、システムの復元もできず、回復・修復もできない状態でどうにもならなくてOSをクリーンインストールしました。もちろんDAW等のソフトも入れ直し・・・。そこで不足の事態が陥ってもいいようにこうしとくいいよっていう個人的なまとめです。(あくまでもシステムドライブのみの初期化の作業時と考えてください)

WINDOWS関係(自作PCの人向け)
・WINDOWS10の人は自分のEditionを確認しといてMediaCreationToolsでインストールメディアを作成しときましょう。再インストールするときにWindows7等から10にアップデートしたいわゆる無償アップグレード版 Windows 10の人は同じEditionの場合はプロダクトキーはスッキプしてデジタルライセンスでハードウェア構成が大きく変わってなければ自動認証されます。(マザボやシステムドライブ変えたらダメという説ありましたが自分システムドライブのSSDをクローンして換装した時は大丈夫でした。)
一応プロダクトキーを確認する方法もあります。またアップデートではない正規のOSで以前、プロダクトキーを入れてる人はコマンドプロンプトやWindwos Power Shellでwmic path softwarelicensingservice get OA3xOriginalProductKeyと入力してエンターで確認できます。ほかにもアップグレード版windows10のプロダクトキーを確認するためのフリーソフトなどもありますのでマザボが爆発してOS入れ直す羽目になってデジタルライセンスで弾かれる可能性がありそうな人やプロダクトキー書いてるパッケージを紛失した人などは事前にしらべて置きましょう。セキュリティ上問題ありますがEvernoteにメモっとけばOS入れ直すときにスマホですぐプロダクトキーを確認できますw

・バックアップ
常識ですがこまめにバックアップしといて損することはないです。常日頃バックアップソフトとかでバックアップとってればいいのですがデータ量が多ければ全てっていうのは大変です。

ここで重要なのはOSを入れ直して作業やネットに繋ぐ前にすぐ使えるってい状態のことを意識したバックアップをするということです。

プロジェクトファイル、サンプリング素材、音源等のメディアファイルは当たり前ですが、必ず使うアプリや各種ドライバのインストーラーをOS復帰ようのフォルダ作っといて保存しておくと万が一のとき楽です。(セキュリティ上あまりよくないですがライセンスキーなどもテキストやエクセルでもいいのでまとめて一緒にいれとくと復帰後が楽です。)
もちろん、これらを物理的にシステムドライブと別のハードディスクやUSB等に保存しときましょう。当たり前ですがシステムドライブはOSは修復、回復できればいいですができない場合は初期化しちゃうことになるからです。

忘れがちですがネットをUSB等の無線LANアダプタでつなげてる人は再インストールしたあとドライバがなくてネット繋げれませんってオチにならないように最新のドライバのインストーラーも保存しときましょう。

再インストール
OSのクリーンインストールする前にPCの電源をきって外部機器(MIDIキーボードやUSBオーディオインターフェース等)を外してからやると問題が出にくいです。

無事、Windowsが起動したらドライバ入れましょう。
ドライバ入れる順でOSのパフォーマンスにかなり影響でると言われてますが昔いろいろ試したけど自分は体感ありませんでした。
ただ、一般的にチップセットは必ず最初っていうのが鉄則です。
わからなければマザボの付属のCDで説明書みながら順番にやるといいです。

そしてWindows Updateの適用も忘れずにMediaCreationToolsでインストールメディア作るときにある程度最新のアップデートも含んだ状態のものを作れるのでネット繋げる前からアップデートできます。
あとドライバ入れるたびに再起動してくださいはまとめてやるよりドライバ一個づつ再起動しろっていわれたら再起動したほうがいいらしいです。

アクティベーション等
OSの再インストールしてドライバもDAWアプリも入れたあとにやる作業かと思います。DAWによってアクティベーションする方法はいろいろあるかと思いますがアプリによってアクティベーション回数が制限されてるものがあるので注意しましょう。

VST等のプラグインですが前の環境でフリーのプラグインをいろいろ試すなどしてた人は自分が過去のプロジェクトでどのプラグインを使ってたかわからなくなる事もあるかと思います。インストーラーを使わないフリーのプラグインはバックアップとっておいてそのまま新しい環境で配置して使えるのでわかるようしときましょう。有料のプラグインでアクティベートが必要なものはドングルキーのライセンスマネージャーなどで管理してるものは楽ですが紙などに書いてあるやつは無くしたっていうことがないようにバックアップの項でも書きましたが事前にテキストやエクセルにまとめておいてインストーラーと同じフォルダでバックアップしとけば楽です。大容量音源ライブラリを必要するものはあらかじめインストール先をシステムドライにして再インストールしたあとすぐ使えるようにするという方法もあります。

そして、私がOS入れ直していちばん失敗したソフトシンセやエフェクト等のプリセットなどのバックアップをとってなかったことです。DAWによって違うと思いますがACID PRO 8の場合プリセットファイルの保存先決めれるのでバックアップとっておきましょう。

意図的にパーツ構成変えてクリーンインストールするという人は必ずディアクティベートしてからと注意書きがあるものがあるので調べときましょう。過去に自分はそれでアクティベートできなくてお金を無駄にしたことがあります。万が一正規の方法でアクティベートで着ない場合はめんどくさがらずにサポートに問い合わせればなんとかなることが多いですがそのなんとかなるのもメーカーによって回数制限があったりします。



以上、また何かこうしとけばいいとか思い出したら追記するかもです。



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