生大喜利振り返り日記2010(前)

前回の続きです。

2010年初頭、生大喜利をする場というのはそれほど多くありませんでした。私のアウトプット場というと、ネットラジオの南青山商品研究所の大喜利コーナーだったり、08年の大喜利実力判定考査で存在を知った同じくネットラジオのドカベンアイランドによくメールを送っていました。

そんな年に開催されたのが大喜利実力判定考査2010です。

08年の同イベントとは一気に規模を拡大し(なぜか日本青年館が取れてしまったため。観客1360名。)、広く一般予選を行うこととなりました。基本的にはPOAROのイベントなので予選に参加する方もPOAROファンが中心なんだろうと思っていましたが、他のイベントからの招待枠もあり、それらに関連される方々も参加されていました。

Web予選通過後の一般予選を見に行きましたが、通過者のうちPOAROリスナーは半分以下だったのでここで大喜利界の広さを体感したものです。なかでも「世界一のスーパーハッカーは、こんな事もできる。」というお題での、どろりさんの「固いハマグリをパスワードで開ける」が強烈に印象に残っています。

俺ランさんや荒俣宏初単独(寺田寛明)さんを見たのもここが初だった記憶。

ちなみにその招待枠としてハガキ職人ナイト、大喜利天下一武道会、オフ喜利の3団体があったのですが、前回の記事で書いた妹尾さんがその3団体ともに関わりを持っていたからとうっすら聞きました。

そして予選を重ね、決勝の前日に準決勝を行い(猛暑の新宿Fu-で田村Rさんが溶けた)7月19日に日本青年館で決勝が行われました。

演出面はPOAROの人脈を活かしてかアシスタント井口裕香さん、入場ナレーション立木文彦さんと豪華。4月に行われた決勝シード練習試合ではアシスタントが超若手の青木瑠璃子さんだったり。

回答だと「1000のメニューがあるファミレスで最も人気のないメニューとは」という趣旨のお題での、都さんの「三種の模様」がとにかくインパクトありました。模様…模様?

DVDは今でも買えるようです。優勝したジェロさんは今頃どうしているのだろう。当時大学生だったはずですが。

終了後はやはり大喜利の熱が上がり、そんな中で9月に大喜利天下一武道会が開かれると聞いたのでその大会に出たいと思うようになりました。

(つづく)

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