生大喜利振り返り日記2010(後)

前回分はこちら。

7月に開催された大喜利実力判定考査の熱が冷めやらぬ中、10月に大喜利天下一武道会が開かれました。予選はフリーエントリーで、お手てさんをはじめ判定考査に参加されていた方も多くエントリーされていたので俺も俺も!という感じでした。

不安はルールの違い。上述の判定考査などのPOARO大喜利では10分1問ベスト回答選出方式だったので最初の3分はいろいろ要素出しするかとのんびりしていましたが、天下一は3分3問の客席印象投票。3分考えていたら終わってしまう。なので3分で良いのを2つ出したいという心構えでした。

そして9月の予選。場所は高円寺のスタジオK。POAROリスナー界隈のめすっちさん、黒目さん、スパイ中村さんと知り合いが勝ち抜け、面白い人は別の場でも通用することに安心。私は最初の予選は抜けましたが、予選決勝で同界隈のパンナム航空さんと当たって敗れました。とはいえ、客席投票という全然知らない方々からもある程度の票は貰えたので、次の機会には突破できるんじゃないかと甘く考えていました。

いよいよ10月の決勝。場所は新宿のPINK BIG PIGというピンクのデカイ豚が飾ってあるイベント会場。お手てさんや妹尾さん、パンナム航空さんやメカウロコさんに注目する中、優勝したのがネイノーさんさん。なんと過去の大喜利天下一に参加していたわけではなく、生大喜利自体が初だとか。10分1問に慣れていたこちらに比べるととにかく答える回数が多く、お題を捉える角度も様々。今振り返ると、これを機にアマチュア大喜利全体としてもスピード要素が高くなったようにも思えます。それだけインパクトのある優勝でした。

当時の大喜利天下一武道会は半年ごとに開催されていたので、次回の開催を楽しみにし2010年は閉じて行きました。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?