「下り坂」をいかに降りきるか
渥美俊一や船井幸雄の時代は幸いに小売業もまだ「坂の上の雲」みたさに走り続けた時代であった。
しかし、いまや消耗しきっていて「下り坂」をいかに降りきるかの時代だ。
ウオルマートは世界で269店舗も閉鎖するというし、シアーズローバックにいたっては600店舗の閉鎖だ。
もう大量生産、大量販売の時代は完全に終わった。
したがって農協共販が暗礁に乗り上げているわけだ。
そこで、いま重要なことは「下り坂」の販売方法を独自に考え出すしかないのだ。お手本はどこにもない。
だから化学肥料、農薬たっぷりの農産物ではどうにもならない。
こんなのをいついまでも市場が集荷していらゴミの集積所となるだろう。
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