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【裏技】出発地点が異なる複数名の旅行でGOTOトラベル割引を活用する裏技

出発地点異なる友人や家族とGOTOトラベルによる旅行を計画しているが、宿泊の部屋が別々になってしまう問題に悩んでいる皆さんは必見です。
これを活用して遠方に住む同級生と一緒に旅行することも可能です。
本日は、出発地点が異なる複数名の旅行でGOTOトラベル割引を活用する裏技をご紹介します。

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1.GO TO トラベルが抱える問題点

(1)出発地点が異なる複数名での旅行の場合、交通費+宿泊費のセット旅行で予約すると、他の旅行者と部屋を一緒にできない。

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これは、とんでもない問題です!遠距離のカップルには大問題です!!笑
そもそもこの問題が発生する背景には、GO TO トラベル割引を適用しようとする場合、日本旅行やじゃらん等の交通手段を宿泊先とセットで予約できる旅行予約サイトを利用して予約する必要があるのですが、この旅行予約サイトが、出発地点が異なる形での予約方式を認めていないことにあります。
よって、無理やり、交通費を含める形で予約しようとすると、上のイメージの様に、予約プランが2つに別れてしまい、宿泊部屋も別れてしまうことになります。
宿泊部屋がバラバラだと、高級旅館などは1室1名での予約を認めておらず、予約が取れないとったトラブルがあります。そもそも、1室1名は寂しい!

(2)同じ部屋で予約しようとすると、交通費をGOTOトラベル割引対象にできず割高になってしまう。

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出発地点が異なる複数名が同じ部屋で予約して、GOTOトラベル割引を適用させようとする場合、宿泊先だけを割引対象として、予約する方法があります。この方法であれば、割引の恩恵を受けることが出来るのですが、交通費が通常通りの金額になってしまうというモヤッと感は拭えません・・・。

2.解決策:前泊(安ホテル)を活用

そこで、交通費と宿泊費とをGOTOトラベル割引対象とする裏技をご紹介します。それは、前泊を活用する方法です。

最初に断っておきますが、この方法は、交通費の金額が大きければ大きいほど効果が高いです。また、安ホテルの利用料がかかりますので、祝前日などが前泊日となる旅行日程のほうが効果が高いです。

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土曜日~日曜日という日程で旅行を計画している場合、前日の金曜日の仕事終わり等に、頑張って出発し、前日入りする。そこで、ビジネスホテル等の安ホテルに宿泊するプランを交通+宿泊のセットプランで旅行会社サイトで予約します。この際、旅行期間は、金曜~日曜とし、宿泊予約のページで、い1泊分だけの予約を行います。2泊3日の旅行日程で、最初に1日のみ宿泊先を指定した状態で予約するということです。
その後、土曜日に複数名1部屋で宿泊する宿を予約します。
これにより、2つの予約を組み合わせることで、交通費と旅費との両方にGOTOキャンペーン割引することができます。

こんな美味しい話は信じがたい!キャンペーン利用規則の違反とならないの?と心配な方、大丈夫です、以下をご覧ください!

Go To トラベル事業 Q&A 集(9月 18 日時点)
https://goto.jata-net.or.jp/assets/docs/20200918_1657_faq.pdf

こちらのP12のQ49の質疑応答に次のようなものがあります。

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これによると、上記の交通+前泊を利用した旅行と宿泊単体を組み合わせた予約においても、割引が適用されることが示されています。

なので、元々この様な利用方法は想定内であり、後で返金といった問題は無いと考えられます。

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3.前泊利用効果の計算例

続きまして、前泊利用の効果を試算した結果をご紹介します。

前泊利用を行う場合、前泊しない場合に比べ、安ホテルへの一泊分の宿泊が追加されることになり、この分は費用増となります。これについては、仮に、安ホテルの宿泊費が1泊6,000円とした場合、その50%の3,000円は費用増加となりますので、あなたの旅行プランにおいて、この前泊活用の是非の判断は、この安ホテルの宿泊コストが損益分岐に影響します。

例①:交通費が20,000万円、安ホテルの宿泊費が6,000円の場合
前泊メリット額
 20,000円ー(20,000円×50%+前泊コスト6,000円×50)=7,000円
例②:交通費が10,000万円、安ホテルの宿泊費が6,000円の場合
前泊メリット額
 10,000円ー(10,000円×50%+前泊コスト6,000円×50)=2,000円

この例①と例②を比較すると、交通費が高い方が、このメリットは大きくなることがわかります。

例③:交通費が20,000万円、安ホテルの宿泊費が12,000円の場合
前泊メリット額
 20,000円ー(20,000円×50%+前泊コスト12,000円×50)=4,000円

また、例①と例③を比較すると、安ホテルの宿泊費が低い方が、このメリットは大きくなることがわかります。
更に例をご説明しますと、東京住みのAさんと石川住みのBのさんが、北陸新幹線を利用し、軽井沢へ旅行に行く場合で、割引を一切適用しない場合の2名の基本旅費が合計60,985円の場合。

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まず、GOTOトラベル割引を本命の宿のみに適用する場合、▲13,660円の割引が適用になります。しかし、交通費への割引は適用できていません。また、出発時間を見ると、Bさんは早朝7時48分に金沢を出発しないと、10時までに軽井沢に到着することはできません。

次に前泊を行う場合、交通費+前泊費にGOTOトラベル割引が適用できるため、この分で▲9,290円のメリットが発生します。本命の宿の割引と合わせると合計▲22,950円のメリットが発生することになります。
前泊を利用することで、基本旅費6万円の旅行に対し、およそ1万円(15%分)の追加メリットが発生したことになります。さらに、前日に軽井沢に到着しているため、当日の移動時間が無く、ゆっくりとした朝を過ごすことができます。

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4.セット旅行(前泊分)の予約方法

最後に、少し特殊なセット旅行(前泊分)の予約方法をご説明します。
日程の設定が少し複雑で、旅行予約サイト上での操作も一部特殊ですので、ご紹介させていただきます。
まず、日程についておさらいしますと、土・日の1泊2日の旅行の場合

金曜日:往路交通利用日、前泊日
土曜日:宿泊なし
日曜日:復路交通費利用日

上記のように、土曜日は本命の宿に2名1室で予約を行うことになりますので、この日は宿泊施設を選択しないという予約内容にする必要があります。

こちらについて、日本旅行の予約サイト画面を例に説明いたします。

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まず、こちらのJR・新幹線+宿泊プランツアーから、前泊を行う場所までの旅行の予約を進めます。

裏技

予約を進めますと、宿泊施設を選択した後に、プラン詳細という画面に切り替わりかわります。この中段を見ていきますと

裏技②

この様に基本旅行代金の確認の下に、旅行期間を設定する場所があります。ここで、旅行期間を、前泊日~復路交通利用日と設定します。また、□右の旅行期間の一部だけ宿を予約にチェックを入れます。

裏技③

すると、改めて宿泊期間を設定する表示が現れますので、ここで、前泊分の宿泊数:1泊と入力します。

裏技⑤

以降は予約サイトの指示通り進めていきますと、先の日程で前泊日と、往復の交通利用日が設定でき、最後にGOTOトラベル割引が適用されていることを確認することができます。

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以上、今回GOTOトラベルの裏技的活用法として、出発地点が異なる複数名の旅行で、前泊を利用し、割引を最大限享受する方法をご紹介いたしました。
今回は鉄道を利用する場合を例にして、説明させていただきましたが、航空機を利用する場合においてもこの方法は活用できます。
特に、LCCが発着する空港を利用して旅行に行きたいケース等は、この前泊を活用することで、やはり割引を最大限活用する方法が可能と考えられます。

この方法は交通+宿泊をセットで予約できるサイトなら何処でも適用が可能です。

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皆さんも是非色々と試してみて、旅行を楽しんでください。
特にニーズが無い方も、これを機会に遠方に住む友人と旅行してみてはいかがでしょうか?

なお、このnoteでは、最新の補助金関連情報をお届けしています。
法人向けの補助金に関しては、経産省や環境省の補助金に関して補助金申請の相談や申請書類作成支援等の業務も行って行っておりますので、ご興味がある方はお気楽にご連絡ください。

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以 上

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