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2月後編

そんなこんなで2月後編。
Eric Chenauxとの共演を経て久々のPredawnとの共演も経て、ほくほくの状態で1月末にプリプロしたGotchさんの2ndソロアルバムのレコーディングへ突入した。

Gotch Band 男組

レコーディングの日々についてはGotchさんの日記に詳しく書いてあるので特に書くことがない!
なので感想でも書こうかしら。

Gotch BandはGotchさんの日記にもメンバーの紹介があるので、どんな部分がプラスされているのかがそれを読むとよくわかるのだけど、ソロなのにまるでバンドをしているかのような気持ちにしてくれる本当に希有な場所で、笑いが絶えないとにかく楽しい現場だ。

今回は世界的にも有名なデスキャブフォーキューティーの元メンバーであるクリスをプロデューサー兼エンジニアとして、そしてアシスタントエンジニアにマイクを迎えてのGotch Bandとしては初めてのレコーディング。

3週間に及んだその時間は本当に素晴らしくて、毎日が楽しく刺激と充実感に満ちた日々だった。シンプルにこんな方法で録音するの!っていう刺激もあったけどそれだけじゃなく、雰囲気や空気感もすべてが新鮮で、こんなに楽しいレコーディングがこの世にあるんだ...ってほどだった。それにはGotchさんの人柄もあるし、メンバー、スタッフ、クリスやマイクそれぞれのいろんな良い部分がうまく融合したのもあると思う。
僕はその場所にいることが出来て、とにかく幸せだなぁと思っていた。

Nada Surfのマシューも来日していて、アコースティックギターをすごい早さで録音していった。写真のみかんっぽいのは結局何かわからない。

レコーディング中に初めて会ったマシューはとてもスウィートな人だった。レコーディング中にThe Bandを聴いていたら"The Night They Drove Old Dixie Down"のジョニーキャッシュ バージョンを教えてくれた。帰りのタクシーが同じだったので、ひょっとしたらと思って話しているとやはりフォークが好きなことがわかって盛り上がった。彼のオススメのフォークソングを聞きながら帰った。

もんじゃ焼きを食べにいったときの写真。

どうしよう。感想が概ね「楽しかった」しかない気がする。。
でも仕方ない、実際そういうレコーディングであり、アルバムとしても傑作が出来ていく気しかしなかった。これでどこか闇があったら逆におかしいと思う。

とにかく2月の後半も出会いと刺激の日々だった。
初めて会ったクリスは暖かくて優しくて、賢く、そしてぶっ飛んだアイデアをたくさん持つすごい人だった。こんな人と音楽を作るのならそりゃ楽しいし、良いモノ出来るよなぁっていう。
マイクも若くして確かな腕がある才能ある人だった。
僕は彼らと音楽を作れたことが本当に嬉しい。
さよならの日に感謝の言葉を言いあう中でクリスが「僕らはもっと一緒に音楽を作るべきだよね」って言ってて100回分くらい頷いた。
とにかくそういう日々だったのだ。

そして、僕はそんな時間と場所を作ってくれたGotchさんに最大級の愛を込めて感謝している。

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