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6月

鐘。
「チーン」という音は涼しさと共に穏やかな気へとスイッチさせる。

そろそろジメジメし出している。雨がたくさん降るし、持っている傘は壊れるわ、失くすわで大変。
パクられたら「あ!」とすぐ見つけられ、雨の日にも傘の下は陽気で過ごそうというのテーマにド派手な傘を買うことに決めた。キングスメンのような機能もあれば欲しい。
そんな気持ちで、1000円の派手な傘をヘンテコな地下の店で買ったら、会計を終えて傘を渡される時に、店の主人が「この傘はほんとに良いから、良い買い物です。」と言った。
「あら、そうですか。それなら傘をさして帰る甲斐があります。」と言って店を出た。
良い店だった。
確かに帰りの雨をガンガン弾いていたし、その言葉で1,000円の傘がお気にりの傘になった。

愛ちゃんのレコーディングのお手伝いをした。朗らかな時間でした。

その他にもいろいろとお仕事があった。どれも刺激的なものだったし、そんな時はあっという間にまた時間が過ぎる。
なんともいえない空の京都。
この近くでナイフ刺して倒れていたのが懐かしい。

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