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ドロップシッピングってなんだろ?

Daily Success Builders 2023-11-15

目次

ドロップシッピングでオンラインショップを運営しよう
ドロップシッピングで在庫ゼロ経営
ドロップシッピングの始め方
ドロップシッピングとアフィリエイトの違い
ドロップシッピングの注意点
ドロップシッピングのメリット/デメリット/リスク
取引先の選び方
悪徳業者に注意
【昭和な毒舌コラム】
スマホ1つでは儲かるわけないぞ


ドロップシッピングっなんだ?

ドロップシッピングでオンラインショップを運営しよう

2023年には、新型コロナウイルス感染症の拡大を背景に、オンラインショッピングの利用が急速に拡大しました。この傾向は、2024年も継続すると予想されます。また、5Gやメタバースなどの技術革新により、デジタル化はさらに加速していくと考えられます。

オンラインショップは誰でも始めやすいビジネスです。ショッピングサイトに仕入れた商品を登録して販売する。お客様は欲しい商品のボタンをクリックするだけで商品が買えます。まるでオンライン上の自動販売機です。しかし、ただ商品を仕入れて販売するだけでは、競争が激しいオンラインショッピング市場で生き残ることは難しいでしょう。売れる仕組みを作り上げることが必要です。

オンラインショップでは、商品を仕入れて販売するため、在庫管理が重要です。在庫が不足すると販売機会を逃し、在庫過多になると資金繰りが悪化したり、商品の劣化や廃棄につながったりします。今回はオンラインショップの在庫問題を解決する方法にドロップシッピングがあります。

ドロップシッピングで在庫ゼロ経営

オンラインショップは仕入れから発送までをシステム化する必要があります。ドロップシッピングを使えば仕入れから発送までを自動化することが可能になります。ドロップシッピングとは、在庫を持たずに商品を販売するビジネスモデルです。オンラインショップで商品が売れると、メーカーや卸売業者(サプライヤー)から直接購入者に商品が発送されます。そのためオンラインショップの運営者は在庫を抱える必要はなく、商品の仕入れや梱包、発送作業も不要です。在庫を持たずに済むので少ない資金でもオンラインショップを始めることができます。

倉庫から直送

ドロップシッピングの始め方

ドロップシッピングのビジネスを始めるには、大きく分けて二通りの方法があります。

自らシステムを構築
ショップオーナーとなる個人事業主が取り扱いたい商品を探し出し、自らメーカーや卸売業者を開拓して、ドロップシッピングの契約を結び、ショップで販売する方法です。

DSPを利用
DSP(ドロップシッピング・サービス・プロバイダー)またはドロップシッピングASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)と呼ばれる仲介業者と契約する方法です。

ドロップシッピングとアフィリエイトの違い

ドロップシッピングとアフィリエイトは、どちらもインターネット上で収益を得ることができるビジネスモデルです。両者はよく似ていますが、その仕組みには大きな違いがあります。

ドロップシッピング
ドロップシッピングとは、商品を直接仕入れることなく、卸売業者や製造業者から直接顧客に商品を届けるビジネスモデルです。ドロップシッパーは、商品の販売ページを作成して顧客を獲得し、注文が入ると卸売業者や製造業者に商品を発注します。顧客への商品の配送や、返品・交換などの対応は、卸売業者や製造業者が行います。ドロップシッピングでは、商品の販売価格を自社で設定することができます。そのため、商品の利益率を高めることができます。

アフィリエイト
アフィリエイトとは、商品やサービスの販売促進を行うことで、販売実績に応じた報酬を得るビジネスモデルです。アフィリエイターは、ブログやSNSなどのWebサイトに、販売したい商品やサービスのリンクを貼り、ユーザーがそのリンクから商品やサービスを購入すると、報酬を得ることができます。アフィリエイトでは、提携先が設定した報酬額が収益となります。

ドロップシッピングとアフィリエイトのどちらが適しているかは、ビジネスモデルやスキル、目的などによって異なります。

  • 在庫管理や顧客サポートなどの業務を自社で行うことができる場合、ドロップシッピングが適しています。

  • 在庫管理や顧客サポートなどの業務を自社で行うことが難しい場合、アフィリエイトが適しています。

  • 商品の利益率を高めたい場合、ドロップシッピングが適しています。

  • 商品の販売にかかる手間を最小限に抑えたい場合、アフィリエイトが適しています。

ドロップシッピングやアフィリエイトを始める際には、それぞれの特徴を理解した上で、自分に合ったビジネスモデルを選択することが大切です。

配達の問題なし

ドロップシッピングの注意点

ドロップシッピングを始める際は、以下の点に注意しましょう。

  • ターゲットとなる顧客を明確にする

  • 競合他社を調査する

  • 商品の選定をする

  • 販売戦略を立てる

ターゲットとなる顧客を明確にすることで、適切な商品や販売戦略を立てることができます。競合他社を調査することで、自社の強みや弱みを把握することができます。また、商品の選定は、ターゲットとなる顧客のニーズに合ったものを選ぶことが重要です。販売戦略では、商品の認知度を高めるためのマーケティングや、売上を伸ばすための施策を検討しましょう。

ドロップシッピングのメリット/デメリット/リスク

ドロップシッピングは、初心者でも始めやすいビジネスモデルですが、メリット・デメリットを理解した上で始めることが重要です。特に仕入れと販売の経験がない方は、しっかり勉強してから始めましょう。

ドロップシッピングのメリット

  • 在庫ゼロのため、スペースや維持費が不要

  • 在庫過剰となりロスが発生するリスクがない

  • 仕入れにかかるコスト、手間が不要で初期費用や運転資金を抑えられる

  • 商品の在庫管理や発送作業が不要なため、運営にかかる手間が少ない

  • DSPを使うとショップ開設やサイト管理が簡単

  • 商品価格の設定、プロモーションのタイミングが自由

  • DSPが購入者対応(問い合わせ、返品など)を担当してくれる

  • 月額利用料のかからないDSPもある

  • DSPの豊富な商品ラインナップから選んで販売できる

  • 商品の種類やデザインを自由に選べる

ドロップシッピングのデメリット

  • DSPに好みの商品がそろっていると限らない

  • 問い合わせを受けず、在庫を持たないため、商品への知見を深めにくい

  • 大手DSPでは競合ショップが多い

  • DSPの商品ラインナップに合わせて、ショップの商品を入れ替える必要がある

  • 在庫切れなどをコントロールしにくい

  • 仕入れ値の交渉を自分で行うことができない

  • サプライヤーから商品を仕入れるため、利益率が低くなりやすい

  • 競合に勝つために価格を下げると、利益が出にくくなる

  • サプライヤーの在庫切れや発送遅延などのリスクがある

  • カスタマーサービスは自分で行う必要がある

ドロップシッピングのリスク

ドロップシッピングは、うまくいけば短期間で大きな利益を上げることも可能です。しかし、それだけにリスクも伴います。事前にしっかりとリスクを理解し、対策を講じることで、成功の可能性を高めることができます。ドロップシッピングのリスクは、大きく分けて以下の3つです。

  • 利益率が低くなりやすい

ドロップシッピングは、サプライヤーから商品を仕入れるため、利益率が低くなりやすいというリスクがあります。サプライヤーは、一般的な小売業者よりも利益率を高く設定しているため、その分の利益を削られてしまうからです。

  • サプライヤーの在庫切れや発送遅延などのリスクがある

ドロップシッピングでは、サプライヤーから直接商品が発送されます。そのため、サプライヤーの在庫切れや発送遅延などのリスクがあります。
もし、サプライヤーの在庫切れが発生した場合、顧客からのクレームにつながる可能性があります。また、発送遅延が発生した場合、顧客の満足度を下げてしまう可能性があります。

  • カスタマーサービスは自分で行う必要がある

ドロップシッピングでは、商品の販売や発送はサプライヤーが行うため、カスタマーサービスは自分で行う必要があります。
カスタマーサービスは、顧客の満足度を高めるために重要な要素です。そのため、カスタマーサービスに十分な体制を整えておく必要があります。

これらのリスクを回避するためには、以下の点に注意しましょう。

  • 利益率を高めるために、低価格で高品質の商品を販売する

  • サプライヤーと良好な関係を築き、在庫切れや発送遅延のリスクを減らす

  • カスタマーサービスの体制を整え、顧客の満足度を高める

顧客の満足度を高めよう

取引先の選び方

自分のビジネスモデルに最適な取引先を選ぶことが重要です。ドロップシッピングにおける取引先の選び方は以下のようなポイントを考慮すると良いでしょう。具体的な取引先の選び方や契約方法については、専門家に相談することをおすすめします

商品の種類と量
自分が販売したい商品を取り扱っているかどうかを確認しましょう。また、その取引先が提供できる商品の種類と量も重要です。

信頼性と評判
取引先の信頼性と評判を確認することも重要です。他のビジネスオーナーからのフィードバックやレビューを調査すると良いでしょう。

配送と対応の速さ
商品の配送速度や問い合わせに対する対応速度も重要な要素です。

実績
取引先がどれだけの実績を持っているかも確認しましょう。

価格
商品の仕入れ価格が固定されているかどうかを確認し、自分の利益マージンを計算することも重要です。

一緒に笑顔もお届け

悪徳業者に注意

残念ながらドロップショッピングの仕組みを悪用する悪徳業者が存在します。特に動画広告で勧誘してLINEのトークに誘う業者に注意してください。無限連鎖販売であったり、違法なマルチ商法※であったり、高額な商材の販売であったりすることがあります。なかには詐欺であることもります。

※マルチ商法自体は合法です。一部に違法な行為をするグループがいます

無料のノウハウに使えるものはありません。役に立つノウハウだったら多少高くても売れるはずです。商売で簡単に儲かることはありません。スマホ1つで儲かるなら、既に多くの方が始めているはずです。実際にスマホ1つで儲かった話を聞いたことがありますか。儲け話には必ずリスクがあります。リスクマネージメントができない人は商売に向いていません。ドロップシッピングを検討している方は、下記の悪徳業者の手口に注意してください。

高額なサービス料を請求
ドロップシッピングを始めるためのサイト制作や集客、管理等などにかかる初期費用として「まずは50万~500万円くらいかかります」と言って高額契約を結ばせ、初期費用をぼったくる方法です。

架空の商品を販売させる
ドロップシッピングトラブルは、無在庫販売による落とし穴があることも特徴です。それは、商品を格安で仕入れることができるため、他店よりも安く販売できると誘ってくる手口です。しかしオーダーしても「在庫がない」と言われ、実際に販売することができないケースもあります。

簡単に儲かると勧誘する
ドロップシッピング詐欺の手口は、まずターゲット者の心理をうまく利用しようとすることからはじめます。その多くは、「簡単に儲かる」「ノーリスクで儲かる」などと誰でも必ず儲かると力説してくるのです。

これらの手口を理解し、下記の適切な対策を講じることで、ドロップシッピングにおける悪徳業者を避けることができます。

信頼できる仲介業者を選ぶ
信頼性のある仲介業者を選ぶことが重要です。

契約前にしっかり検討する
契約前に高額なお金がかかるものは避ける。

高額請求されたら避ける
高額な初期費用を請求される場合は詐欺だと考えられるので、契約しないことが懸命です。

有料のドロップシッピングサービスは利用しない
ドロップシッピングは【完全無料】で始められるビジネスです。ホームページ製作料や商品仕入れ代など様々な名目でお金を払わせようとするドロップシッピングサービスは、絶対に利用してはいけません。

口コミを鵜呑みにしない
ブログはネットワークビジネスのツールでもあります。悪徳業者のなかには、匿名でブログを開設して、そこでニセの良い評価のレビューを掲載しているところがあります。これを読んで信じてしまうと騙されていることに気が付きません。ステマ規制が始まりましたが、数が多すぎて野放し状態になっているのが実情です。

これらの方法を理解し、適切な対策を講じることで、ドロップシッピングビジネスを成功に近づけることができます。

スマホ1つでは儲かるわけないぞ

【昭和な毒舌コラム】

スマホ1つでは儲かるわけないぞ

ちょっと聞いてくれよ。この間、ネットの動画広告で儲け話を見つけたんだ。興味本位で聞いてみたらさ。

ドロップシッピングなんで、資金ゼロでもスマホ1つで儲かりますと言うんだよ。俺にもできそうだと、すっかりその気になってね。やってみたいと言ったわけよ。

そうしたら、ドロップシッピングのマニュアル代が100万だって言うの。いゃあ、たまげたね。タダで儲かる話なんてあるわけないよな。

ネットで業者を調べてみたら、詐欺だって悪い評判ばかり。ネットワークビジネスを利用した詐欺の手口なんだってさ。

こんなの、詐欺だってすぐにわかるんだよ。でも、儲け話って魔力があるんだな。ついつい騙されそうになる。

儲かる話なんて、簡単に見つかるもんじゃない。努力と根気が必要なんだ。

だから、もし誰かが「儲かる話がある」と言ってきたとしても、すぐに飛びつかないようにな。

まずは、その話が本当かどうか、よく調べてからにしようぜ。

ネットで調べれば、たいていのことはわかるぞ。

もし、調べてみたら悪い評判ばかりだったなら、それは詐欺の可能性が高い。

そんな話には、絶対に手を出さないようにな。

額に汗しないで儲かる話なんて、この世の中には存在しないんだ。

儲けたいなら、努力と根気が必要なんだ。

それだけは、覚えておけよ。

俺は、昔から儲け話に弱いんだ。学生の頃は、マルチ商法に騙されたこともある。結局、何も儲からず、お金を失っただけだった。

でも、懲りずに儲け話に手を出す。だって、儲け話って、夢があるんだもん。

でも、夢は夢でしかないんだよ。現実には、努力と汗が必要なんだ。

この世の中には、簡単に儲かる話が転がっていると思っているバカがいる。俺も、そのうちの1人だったんだ。

「資金ゼロで儲かる」なんて言葉に、ついつい釣られてしまう。でも、よくよく考えてみると、そんな話が本当なら、みんなやってるんじゃないか。

「スマホ1つで儲かる」なんて話も、同じだ。スマホさえあれば、誰でも簡単に儲けられるなら、もう誰も働かなくなるんじゃないか。

そんなわけがないだろ。

額に汗しないで儲かる話なんてあるわけないよな。

俺みたいなバカが引っかかるのも、仕方がないかもしれない。でも、こんな詐欺に引っかかる人って、やっぱりバカなんだろうな。

「資金ゼロで儲かる」なんて、そんな都合のいい話が世の中にあるわけないだろ。そんな話が本当なら、誰でもやってるわ。

「スマホ1つで儲かる」なんて、そんな楽な話が本当なら、誰も働いてないわ。

こんな話に騙されて、100万も払っちゃった人なんて、ほんとにバカだと思うよ。

俺は、この件で学んだ。儲け話は、まず疑ってかかることだ。そして、ネットで評判を調べることだ。

スマホ1つで儲かる話には要注意だぜ。君も気を付けろよ!

儲け話にだまされるなよ、バカヤロー!

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