【サバモニ】サバンナオオトカゲがとてもかわいい
今年の春からサバンナモニター(あるいはサバンナオオトカゲ)を飼い始めた。
まだ飼育ノウハウを語れる域ではないのだが、ひとまずはそのかわいらしさを紹介したい。
サバモニはよく食べるからかわいい
まず何といっても、サバンナモニターは食欲が旺盛だ。与えたモノをばくばく食べてくれる様は、飼い主冥利に尽きる。
もちろん、肥満しやすいと言われる生き物なので、与え過ぎは禁物。
あざとくおかわりを要求してくるが、心を鬼にして量を絞る。
食べ物の内容だが、我が家では、定番のコオロギやモニターフィードに加え、冷凍ドジョウやふやかした煮干しといった魚肉を与えている。
マウスやヒヨコ・鶏肉や牛肉などの恒温動物の肉よりヘルシーであり、また骨ごと食べることでカルシウムの摂取も進むという考えだ。
お迎えして1ヶ月半くらいの間は飼い主の手も食べ物だと思っており、噛み癖が抜けなかった。そのあたりもアホかわいい。
ショップでいただいた「噛まれながら覚えてもらうしかないですね」というアドバイスのもと、まずは軍手越しに、徐々に素手にも慣れてもらい、どうにか「人間は食べ物じゃない」と覚えてもらうことができた。
なお、エサを丸呑みするせいか噛みちぎる力はそれほど強くない。
そのかわり、噛まれた部分は妙に腫れ、かゆみを伴った痛みに襲われる。
これが口内細菌のためなのか、はたまたコモドオオトカゲのように自前で毒を持っているのかはよく分からない。研究が進むことを願うばかりだ。
サバモニはよく動くからかわいい
サバンナモニターは(ウチの子が若いこともあってか)食事以外でも活発に動く。
フトアゴやイグアナと比べて体が柔軟なため、もぞもぞと狭いところにも潜り込むし、シッポを使って器用に立ち上がろうとすることもある。
やたらパワーがあるため、レイアウトや水入れはひっくり返すし、強度の無いシェルターなら破壊してしまう。そのあたりの無茶っぷりもかわいい。
石や陶器はガラスケージとぶつかって危ないと判断し、我が家では100円ショップのバスケットをシェルター代わりに使い始めた。設置当日に破壊された。
ただ、本人としては気に入ってもいる模様。好き勝手に破壊して勝手口を作って利用しているようだ。勝手口ってそういうことじゃないだろ。
外の世界にも興味津々で、ガラスをせっせと引っ掻いて出口を作れないか頑張る。裏口を作ろうとして背景ボードは破壊された。
水に潜るのも好きで、プラケースでプールを作ってあげると中でジャブジャブと泳ぎ回る。ただし水場をトイレだと思っている節があり、しばしばウンコ水になってしまう。
(もしかしたら自然界でも水中で排泄することで、臭いを残さないようにしてるのかも?)
動き回るのが好きなので小動物用のフェンスを設置して部屋んぽさせることも多い。
器用なのでフェンスの隙間を潜ったりよじ登ったりして、簡単に脱出してしまうのが難点。目が離せない。
サバモニはとにかくかわいい
よく食べて、よく育って、よく動いて、よく暴れる。
サバンナモニターは、サバンナオオトカゲは元気いっぱいで、とてもかわいいやつだ。
残念ながら「サバンナモニター」で検索すると業者によるコピペ情報が、「サバンナオオトカゲ」で検索すると不安を煽るようなニュースが多く表示されてしまう現状。
サバンナモニターの、サバンナオオトカゲの魅力を、少しでも知ってもらえれば幸いだ。
だってかわいいだろう?サバンナモニター。
おしまい。
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