こんにちは那須のSUDA COFFEEです。

今日の那須は曇りのち雨。暑さをクールダウンする恵みの雨が降って来ました。

7月1日（金）開幕した第109回ツールドフランス2022が、デンマークでの１〜３ステージを終えて、7月4日（月）の移動日を挟んで、本日7月5日（火）フランスでのステージが始まります。

今回はデンマークでの3ステージを簡単に振り返ります。

7月1日（金）第1ステージ　コペンハーゲン　個人タイムトライアル13.2km

ツールドフランス出場選手の顔見せの場でもあるデンマークの首都コペンハーゲンでの個人タイムトライアルは、なんと雨、さらに天候が悪化するとの予報から、有力選手が前半に出走する展開になりました。有力勢は落車する中、優勝候補の世界チャンピオンのガンナ（イネオス）、ファンアールト（ユンボ）、ポガチャル（UAE）が出走したところで、暫定1位のファンアールトに決まったと思って寝てしまいましたが、朝起きたら、なんと伏兵イブ・ランパート（クイックステップ）が涙の逆転ツール初勝利＆マイヨジョーヌ獲得！

実はランパートは、今年こそエベネプール（クイックステップ）に取られましたが、実は2年連続ベルギータイムトライアルチャンピオンだったんですね（今年も2位）

7月2日（土）第2ステージ　ロスキレ〜ニュボー　平坦202km

４級山岳が３つの平坦コースは、デンマーク出身のコルト（EF）が逃げに乗って、ポイントを重ねて山岳賞を獲得。終盤にある18kmのグレートベルト橋を越えて、残り2kmのゴールスプリントを制したのは、ツール初出場で初優勝のヤコブセン（クイックステップ２連勝）

7月4日（日）第3ステージ　ヴァイレ〜セナボー　平坦182km

前日のステージと同じように４級山岳３つの平坦コース。この日もコルト（EF）が一人逃げて、地元でパレードランしながら山岳ポイントを獲得。最後のスプリント勝負には、フルーネウェーフェン（バイクエクスチェンジ）が勝利！2020年のツール・ド・ボローニュでの落車事故で、出場停止やチーム移籍を経験した苦労人が、久しぶりの勝利です。前ステージで同じ事故で瀕死の重症から復活したヤコブセンのステージ優勝に続いての因縁の勝利となりました。

合わせて、ファンアールトが3ステージ連続の2位というのも、ある意味驚きですね。

それにしても、このデンマーク3ステージはデンマークのお客さんと選手で盛り上がりましたね。

ここまでの第3ステージ終えての、4賞は以下の通りです。

3ステージ連続2位の汚名返上のファンアールが、総合首位とポイント賞

地元の山で稼いだコルトが山岳賞

ポガチャルもしっかり新人賞をゲット！今年も調子が良さそうですね。

今週からはフランスに戻ってのレースとなりますが、第5ステージのパリ〜ルーベでお馴染みの石畳コース、第7ステージでの山頂フィニッシュと正に山場が盛り沢山なので楽しみですね！

7月は毎晩ツールドフランスが楽しみな旅の途中のカフェ。那須SUDA COFFEE