情けは人の為ならず-の筈
スギハラビザの話には違和感を憶える
杉原千畝の行動そのものについてではない
通常、この手の人道上の物語には後日談が付く
例えばトルコ
協力者の存在、そして助けられた人々の倍返し
友情の物語は現在まで続く
例えばポーランド
ポーランド孤児を救った日本人 (worldfolksong.com)
助けられた孤児達は成長すると
今度は命がけで日本を守ろうとした
どの物語も一方的なものではない
受けた恩は何倍にも返す
それが人道の物語
樋口季一郎も犬塚惟重も恩返しは受ける
なのに
センポの物語だけがおかしい
大勢居たユダヤ人や日本人の協力者、
公電を使ったトリックにのった消極的協力者
ビザを無効としなかったA級戦犯たちの物語は
杉原の話になると後ろに追いやられる
(1) 【歴史】“命のビザ”を繋いだもうひとつの物語【JTB公式 official】 - YouTube
ビザを発給されたユダヤ人が
特別薄情で恩知らず
無かったことにして何もしようとはしない連中だった
訳はない
彼らは彼らなりには頑張った記録はある
実体としての物語は普通にあるんだ
要は
それらを無かったことにして
杉原一人の一方的な人道物語にしようとする連中がいる
スギハラビザを持ち上げる人々には裏があると警戒する
(1) ビクター・ギリンスキー博士インタビュー - YouTube
(1) 「命のビザ」80年で特別展 リトアニア 杉原千畝の年 - YouTube
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