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【前編】非暴力・非服従革命〜今、スーダンで起きていること〜

スーダンが今、変わろうとしている


去年から起きたことを簡単にまとめると


2018年

12/19 地方でデモ開始

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2019年

4/11 クーデターで大統領逮捕

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6/3 120人以上の虐殺

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8/17 暫定軍事政権と国民が暫定憲法に調印

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⚪︎どうしてスーダン人はデモを始めなければならなかったのか⁈


こういう状況になったから、スーダン人は気性の荒い人種だったんではないかと思う人もいるかもしれない。

全く逆だ。

道端で困ってる人を見かけたら、

声をかけるし、道端喫茶店の横を通り過ぎれば、

コーヒー飲んでけと誘ってくれる
(建前じゃなくて、ほんとに振る舞いたい気持ち)


お客さんだからとご飯をおごってくれたり、

交通費を出してくれたり、

ホスピタリティに溢れてて、大好きな国民性


そんなスーダン人がどうしてデモなんかしなきゃ行けなかったのかとほんとうに思う、、


でも一緒に生活していた自分が1番デモをしなければならない理由を理解できる



まとめるとこれが約1年の変化だった

スーダンポンドの価値急落 (約1/4)

→物価約2倍 (主食のパンの値段が1日で3倍になったのがデモの引き金)

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現金がATMから出せない (給料が手元に来ない)

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ガソリンの不足

→ガソリンスタンド大行列。1日待っても買えるかどうか

→市民が最も利用するバスが来ない
(移動のストレスが半端じゃない)

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もう生活ができない……

こうなったのは30年独裁政治を続けているバシール大統領のせいだ

これからも大統領は君臨し続けようとするやろな、、

法律変えてまで大統領の座を譲らへんねんから。。


しょうがないデモをやるしかない。。


地方で始まったデモが首都にも伝播し、主に首都でデモが行われることに

しかし、軍が抑えるために暴力を振るう

殺戮された過去があり、脳裏によぎる…

そして、デモが鎮静化してゆく、、、、

、、、

、、


消えゆく希望の中、

SPAという頭脳集団が

スーダンのために立ち上がる‼︎‼︎


↓【中編】に続きます


最後まで読んでもらえて嬉しいです