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語るなら未来を

本日2020年10月13日
欅坂46のラストライブを観た。

彼女たちは2016年にサイレントマジョリティーでデビューし、その年の紅白歌合戦に出場するなど、破竹の勢いだった。

しかしながら昨今ではメンバーの卒業脱退が頻繁に起きており、櫻坂46への改名も決定された。

私が、彼女たち欅坂46の配信ラストライブを観たいと思うようになったきっかけが、彼女たちの歌に助けられたことだ。

21年卒として就職活動を行なっている最中、コロナウイルスの流行による経済の悪化により、志望していた企業の採用中止の連絡が何社も入ってきた。

「俺は悪くないのに…」

「採用活動が続いていたら必ず受かっていたのに…」

ぶつけどころの無い怒りがこみ上げ、将来なんかどうにでもなれと自暴自棄になっていた。そんな中、出会った曲が「語るなら未来を」である。

“もう失った人生なんて語るな ほんの一部でしか無いんだ“

私はこの歌詞に感銘を受けた。今までの22年間はこれからの人生のほんの一部なんだ。これからの未来を大切にしよう。この曲を面接の前に何度も聴いた。

その支えもあり就職活動も無事に終了した。

彼女たちの楽曲がなければ、また別の道を歩んでいたかもしれない。

そこで飛び込んできた欅坂46の改名のニュース。今度は自分が応援する番だ。

今日のラストライブは未来へ向けた素晴らしいライブだった。私のように欅坂46に救われた人が大勢いる。ライブの推定視聴者数は57万人だと。東京ドームのキャパシティが5万5千人であるのでおよそ10回分の視聴者である。

それだけ多くの人を魅了してきたのだ。

欅坂46ありがとう。新たな坂も駆け上がれ。

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