博多座公演中に太宰府へ行ったら、嬉しいことがあった話。

先日、博多座公演中に太宰府天満宮に行った時のこと。

博多での一回公演の日は15時に終わるので、太宰府天満宮に行こうかななどと考えていたら、楽屋で福岡の和菓子の話になり、同じ楽屋の先輩が「太宰府の参道にだけ売ってる梅園の『うその餅』を食べたい」と。
「私多分今日行くので、買ってきますよー!」と答えた。

太宰府駅に着くと、そのお店はすぐに見つかり、まずは「うその餅」を購入。
他のお菓子も美味しそうだったので、試食させていただいていたら
「どちらからいらしたんですか?」とお店の方。
「今博多座に来ていて」と私。
「あら、どちらから?」お店の方。
「東京です」私。
「遠くから観にいらしたんですねぇ」お店の方。
「いえ、出てる方なんです」私。
「え!!!私初日に観ましたし、明日の千秋楽も観ます!!」お店の方。

「ちょっとお時間ありますか?」と言われ、お茶を出してくださり、
「サインお願いします」と色紙をお持ちくださいました。
「どの役ですか?」と言われたので、テレサの説明をしたら、わかってくださったようです。

梅園さんの社長さんもその後出てきてくださって、三人で少しお話させていただきました。
やはりなかなか太宰府以外では買えないお菓子で、最近歌舞伎座の木挽町広場で買えるようになったようです。

「明日も観るので、もしよろしければ差し入れをしたい」と言ってくださり、千秋楽の日に沢山いただきました。
皆さんへ、といただいたので、松本で皆さんといただこうと思います。

正直、一回公演の後だったし、もう夕方だったので、行くかどうか迷っていたのですが、こんな不思議なご縁をいただいて、行ってみて本当に良かったです。
しかも、楽屋で先輩がその話をしなければお店には入らなかったかもしれないし、お店の方が話しかけてくださらなかったら、こんなご縁にも繋がらなかった。
小さなことだけど、やっぱり人生って偶然の連続で面白いことが起きるものだなーと、しみじみ思いました。

そして、太宰府天満宮も、本当に素敵な神社で。
夕方でしたが、この日は18時くらいまで割と明るかったんです。
参拝できて、本当に良かったです。
しかも、境内に猿回しの猿がいて、めちゃめちゃ可愛くて、癒されました。

太宰府。
東京からは遠くて、なかなか簡単には行かれないけど、参拝しに、お菓子を買いに、また行きたいです。

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