【雑記】はじめての旧裏イベント運営で失敗する方法(前編)
こんにちは、旧裏イベントおじさんのうっどです。
最近、DiscordやTwitterで旧裏のオフやリモート大会を主催してみようかな…という声をちらちら見かけます。
今回は、これからオフ会やリモート大会等の旧裏イベントを開催しようか迷っている方へ、少しでも役に立てればと思って、失敗したパターンとそこから学んだことを書くことにしました。
一般的なイベント運営ノウハウと大差ない部分がほとんどですが、一部旧裏界隈独自のポイントもあります。
「この企画は絶対面白いから、自然と人集まるよね?」と何も考えずにタカをくくっていると、ほとんど人が集まらず爆死します(経験者は語る)
そんな失敗の積み重ねなので、反面教師的に読んでいただければと思います。(書きながら反省しています)
オフ開催経験者の方は、今まで上手くいっていた理由を文字で再認識して頂けると良いかもしれません。(余計なお世話)
※あくまでも個人的にベターだと思っている方法論なので、既に開催、予定されているイベントを否定する目的の記事ではないことをご留意ください。
イベントのコンセプト・ターゲット決定
コンセプト(イベントの趣旨)はそのオフに出たいかどうかを左右する重要な要素です。
フリー対戦会なのか、ガチの大会なのか、交流会なのか、近隣エリア向けなのか、全国から来てほしいのか。
これらをきちんと伝えることが大事です。
ただ、主催者がやろうとしていることと参加者のイメージが違うと、参加した時に違和感を感じてしまったりします。
例:主催者はフリー対戦の延長くらいのゆるい大会だと思っていたが、参加者はガチ大会だと思っていて、参加者から運営が雑だと思われてしまった。
また、やりたい企画が特殊レギュレーションの場合は、色々な場で何度も呟いて、ノッてくれそうな人を探します。
それなりに長い期間をかけて、自分のやりたいことをアピールすることが大切です。
特殊レギュレーション大会開催までの期間の例
・旧裏ニンテンドウカップ’99…半年
・ポケモンカードGB3…2〜3年
上記の点も含めて、周囲の旧裏プレイヤーへの刷り込みはとても大切で、次章に記載の内容とも重複しますが、あなたを応援してくれる仲間探しが非常に重要となります。
メンバー調整(根回し)
まず、そのイベントに絶対参加してほしい人と日程調整をします。
自分都合と思いつきだけで日程を決めるのは、一番危険で、それだけで爆死率が上がります。
どんな面白い企画もメインターゲットが参加できない日程を選んでしまっては意味がありません。
これは特定の人の優遇と捉えることもできますが、お金を払って会場を押さえた結果、誰もこなくてキャンセル料を払うリスクを背負うのは他ならぬ主催者です。
また主催者なら、「このコンセプトのイベントならぜひこの人には絶対来てほしい!」というのが企画段階で頭に浮かんでることがほとんどかと思います。
企画を盛り上げるためにも、根回しは非常に重要です。
根回しの人数ですが、非公開の時点で最低3人くらいは確保できたら素晴らしいです。
開催日程
具体的な開催日ですが、メインターゲットである既に旧裏で遊んでいる方々(以降、旧裏勢)と新しく旧裏を始めようとしている方(以降、新規)が参加しやすいような日程を選びます。
旧裏勢は他のゲーム・カードコミュニティと比較しても、全国でアクティブユーザーが100人前後※とかなりせまいコミュニティです。
※旧裏Discordサーバーの所属人数が現在130人前後
また住んでいるエリアもバラバラなため、根回しや半年くらい前からの告知を行った場合でも、参加人数は10〜25人が目安となります。
↓直近で一番参加者が多かったオフの参加レポ(40人弱)
旧裏勢は、30代の割合が高く、お仕事がカレンダー通りの休みでない方、家族と一緒にお住まいの方もそれなりいるので、年末年始、大型連休等他の予定と重なりそうな日程は注意が必要です。
忘れがちですが、誰もが旧裏を第一優先の趣味としてるわけではないので、上記のような日程は他の趣味と天秤にかかりやすいということにも留意しましょう。
別の視点になりますが、新幹線やホテルの予約が混み合うことも、その辺の日程を避けることのメリットだと思っています。
そして全国の数少ない旧裏勢をイベント間で奪い合うことは避けたいので、旧裏関係のイベントとのバッティングを避けるのはほぼ必須と言えます。
逆に同じエリアでイベントが予定されている場合は、土日等連日にすることで、遠征して来てくれる方が増えるメリットがあったりします。
※ハレツー殿堂の店舗大会(東京・秋葉原)は第3土曜日であることが多いです。
※最近では旧裏オフを開催するイベンター同士で予定を確認・調整するコミュニティを作りましたので、ご連絡頂ければスケジュールを確認いたします。
最後に見逃しがちなのは、現行ポケモンカード公式イベント等他のポケモン関連イベントとの重複です。
現行ポケカ等からの新規の取込みにかかわる重要な要素の一つです。
これは私自身も調べないでやっていることが多いのですが、後から「実は行きたかったのに、現行の大会があって行けなかったんですよね、、、」と言われることは結構あったりします。
とはいえ、全部を網羅した素晴らしい日程を組むことは不可能なので、企画のメインターゲットと調整していきつつ、着地点を見つけていくのが良いと思います。
なお、リモート大会の場合は、参加者全員が同じ時間に集まって大会を開催する方法以外に、対戦者同士で都合のいい日時を調節する方法もあるので、覚えておくと形式の幅が広がります。
というわけで前編は以上です。
後編では、イベントの告知と当日の運営についての失敗ポイントをご紹介します。
後編の記事はこちらから
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