サウナの世界の中心を見たおはなし。

私の最近の週末の過ごし方。
2週間前はサウナフェスジャパンで3日間スタッフをしていた。
先週は平塚のサウナでフィンランドを知るワークショップに参加。
今週末はテントサウナのイベント、サウナキャンプフェスでスタッフをする。

はじめに

この記事は、私が最近出会った「サウナの世界」に関する記録であり、“サウナー”ではない人に是非読んでみてほしい。私が見てきたサウナ界の最先端をお伝えする。

サウナとの出会い

私はもともと代謝が悪く、たくさん動いても暑くてもあまり汗をかかない。医学的な根拠などは知らないけれど、安易に思いつく改善策として「岩盤浴」をよく利用していた。とはいえ、代謝アップのために嫌々行っていたわけではなく、日頃かかないサラサラの汗をかける岩盤浴は、気に入った施設の回数券を購入するほど、好んで通っていた。
一方で、趣味で一緒にやっているフットサルチームの男性陣はかなりコアな「サウナー」たちであることが話題だった。「熱波」とか「SAUNA」とか「saunner」とかデザインされたTシャツを着ていて、女性メンバーは、そもそも「サウナー」という言葉にすら “笑” といった反応。これがお決まりになっていた。どうやら彼らの会社には「サウナ部」たるものが存在し、私たちとフットサルをしてたメンバーはもれなくサウナ部員とのこと。活動内容はもちろん“サウナに行くこと”。ただその時は、“サウナそんなに好きなんだ〜”と思っただけで、何がそんなに魅力的なの?とか、特に気になりもしなかった。そもそも温浴施設でサウナや水風呂の存在なんて今まで完全に無視していた。しかしこちらの反応がいかに冷ややかだろうと気にせずに彼らはサウナの話をする。尋ねずとも入ってくる情報にだんだんとサウナの知識が身についていった。そして「ととのう」を熱弁された時には流石に興味が湧いた。(「ととのう」とはサウナ用語で、サウナ→水風呂→休憩 を繰り返したのちに訪れるディープリラックス状態、サウナトランス状態、といった感覚だそう。)
とはいえ、いつも通り岩盤浴へ行った後は、さらにもう一汗かくエネルギーなんてないので相変わらずサウナは無視。銭湯では基本的にサウナ利用は別料金。わざわざ追加料金を支払ってまで入ってみるか?となるとなかなか億劫だった。
そんなこんなで、私とサウナとの出会いは「サウナ部員」からの情報で、ディープな知識だけは得たものの、そこから私が実際サウナに入るのはまだまだ先の話。

サウナ部長と私

既出の、フットサルチームメンバーの某企業サウナ部「サウナ部長」と私はのちにお付き合いするに発展した。馴れ初めはサウナとは関係ないので、泣く泣く割愛する(聞かれてない)。
彼は“部長”と名の付くだけあってサウナに対する想いは群を抜いていた(笑)。彼のサウナ界での活躍っぷりはまた別の機会に紹介する(かもしれない)。
そのうち、これまた彼の趣味の一つであるキャンプへ一緒に出かけるようになった。その帰りはいつも銭湯へ寄る。「サウナに入らなくてもいい、お湯に入った後、足首だけでもいいから水風呂に浸けてみて!!」それを毎度言われたが無視していた。それでもめげずに言われ続けた。「入ったよ」と嘘をつくのはちょっと気が引けたので、ある日、一応足だけ浸けてみた。“はいはい、浸けましたよっ”ぐらいの気持ちで(笑)
「入ったよ」「どうだった⁉︎」「いや、まぁ、別に。」「え〜」
といった温度差。(まさに温と冷)
サウナの魅力を共有できるようになるにはまだ遠い。

サウナーの世界

私の周りには変わった友人(いい意味)や、面白いおじさんなんかがたくさんいて、それは彼の方も然りで、次第にお互いのコミュニティのいくつかは共通のコミュニティになっていった。そんな中、彼のコミュニティは大半がサウナでできていて、私はのちにサウナの凄さを思い知ることになる。
“大半はサウナでできている”と言っても、属している人たちの職業や年齢、個性は実に様々で感心させられた。その上、なんと言う言葉がふさわしいのかわからないのであえて抽象的に表現すると、“すごい”人たちばかりだった。
みんなそれぞれの業界の最前線で活躍していて、とてもエネルギッシュ。前のnotoに書いた通り、会社への不満爆発中だった私からみたら本当に輝いていて、憧れや尊敬の対象となった。そしてずっと私の中でニワトリタマゴなのが、“優秀な人はサウナ好きが多い”のか、“サウナに入るとデキる人になれる”のか。まぁ、どちらでもいい、そのうちわかるのかもしれない。とにかくその人たちはみんなサウナに夢中だった。

サウナが“好き”のその先

前提として、“サウナ好きのすごい人たち”はみんなそれぞれの仕事をしている。それに寄り添う形でサウナがある。そしてみんな、入浴やサウナが癒しだけでなく、仕事への活力を与えてくれることや、イベントとして楽しめるコンテンツであることに気づいている。それを形にしているのが“サウナフェス”や“コワーキングサウナ”だ。さらに言うとサウナは新たな仕事までも産み出してしまうのである。それを目の当たりにした。“した”と言うより常にしていると言っても過言ではないのかもしれない。(詳しくはここでは語らないが)
それが今、サウナに全く感心がない人たちの耳にも少しづつ届き始めているのではないだろうか。少し前までは、彼らを取材した記事や、関連する番組など、事前に情報をもらってチェックしていた。それが今、いよいよ情報を追いきれなくなっているのが嬉しい現状である。サウナーではない友人からも、“この前アレ出てたの見たよ〜”なんて言われるようになってきた(私が出ているわけではないが、友人が取り上げられているのはなんだか誇らしいもので)。
とにかく、サウナ界の盛り上がりをひしひしと感じるこの頃なのである。

サウナと私

話は戻るが、私がようやくサウナに親しみ始めたのは“テントサウナ”がきっかけである。今年の5月に行われたテントサウナを出展するフェスにスタッフとして誘いを受け、軽い気持ちで参加した。私の役割は主に受付業務だったが、休憩時間に体験したテントサウナが想像以上に気持ち良くて驚いた。銭湯や温浴施設では当然浴場は男女別であり、私のサウナー友達はほとんどが男性だったため、どんなに魅力を語られようが、入るときは一人だった。「これであってる?」と思いながら「ととのう」を期待しすぎるが故なのか(?)なんだか満たされない感覚だった。
それがテントサウナでは水着着用で男女一緒に楽しむことができる。頭からタオルをかぶっていれば楽だよ、とか、高い椅子の方が温度が高いよ、とか、楽しめる方法をアドバイスしてもらいつつ、ワイワイ盛り上がって入れるのが、気持ちいいとか以前に、単純に楽しかった。そのあと恐る恐る入った水風呂(その時のイベント会場ではプール)は控え目に言って“最高”だった。
それ以来水風呂の魅力に徐々に気づかされていった。一人で入った銭湯でも水風呂に入るようになり、今では水風呂に入るために“早く身体あったまれ〜!”と思ってしまう(笑)これが、今まで意味がわからなかった「メインディッシュは水風呂」というやつなのだろう。
そしてそのイベントで出会ったスタッフメンバーとの繋がりのおかげで色々なサウナイベントに声を掛けてもらっている。おかげで冒頭に書いたような週末の過ごし方をしている次第である(笑)

サウナと働く社会のこれから

今後の社会の活性化を牽引していくのはサウナであり、サウナーなのかもしれないと感じている。大げさかもしれないが、私は本気で思ってしまっている(笑)。きっと現実になる。

私はまだサウナの世界を客観的に見ている立場にあるので、そんな視点からまた時折レポートを書いて残したいと思う。彼らの活動は実に面白い。

実はこのnoteはスカイスパのコワーキングスペースで書いている。
そして今まさに、私がカタカタやっている隣のミーティングスペースからは著名サウナー(?)たちのミーティングや名刺交換の声が聞こえてくる。
やはり“すごい人”たちばかりだ。



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SUE

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